ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

「窓」ハイテンションな不思議舞台

2010-10-01 | 演劇

昨日観た「ガラスの葉」ゼンゼン喜劇ではありませんでした。
シリアスなストレートプレイでした。
おもしろかった~

その前に倉持裕さん作・演出「窓」の感想を載せますね。
グズグズしてるうちに、公演終わってしまいました。
最初から最後まで、異様にハイテンションの舞台でした。


「窓」
作・演出:倉持裕
美術:中根聡子
出演:高橋一生、野波麻帆、小林高鹿、ぼくもとさきこ、玉置孝匡、河原雅彦ほか
本多劇場 9月24日ソワレ観劇

倉持さんの新作。
スキャンダルで別荘に籠っている女優(野波)と近くに滞在している青年(高橋)、
とのラブロマンスものかしらん、と観劇前に想像してたけど・・・

別荘にいる友人の男たちは、退屈な思いを振り払うように、
わざとハイテンションでの、お気楽な暮らしを演じてみせる。

青年といとこ(ぼくもと)もそのお仲間になり。
バカバカしい大騒ぎのなか、近くの森の中で死体が見つかったらしい。
しかも見つかったけど、またいなくなったらしい、
という、のどかな殺人事件。

この舞台、着地点がどこなのか、よくわからないまま進行します。
死体を捜すので、人が森に入ったり出てきたり。
女優さんはピクニック気分だし・・・

あれ?ホントはミステリーもの?
人の出入り、記憶しておいた方がいいのかな。
地図を見てA地点B地点とか、言ってるし・・・

よくわからぬまま、舞台は進行。
ヤクザの子分の思わぬ純情さに、あらら・・・と思ったら、
自殺しちゃって、意外な展開にええ~っ!でした。

高橋一生くんが達者なとこを見せてます。
ピュアな感じもよかったです。
ぼくもとさんは、ちょっと抑え気味みたい。
今回は遠慮してるのかな、ちょっと残念。

女優の野波麻帆さんは藤原竜也くん主演映画「パレード」で、
竜也くんの元彼女を演じた方。
なんか平板な気がしましたね。

いっそ「cover」の鈴木砂羽さんで、トボケ感をプラスしたい。
蒼井優ちゃんとかは、どうでしょうか。

衣装女優さんにしては、安っぽいような気がしたけど、
これは好みかな。

ラストの女優の別荘と青年がいた別荘の位置が、
最初の時とは逆になってるのも、ちょっとオシャレでした。
ラストシーンの青年の幻影の大胆シーンがナイスでしたね。

これ、もう一度観たい気がしました。
もう終わってるのか・・・残念。

観終わった直後は、何これ?だったけど、
後から思い出して、じわじわおもしろさが蘇ってくる感じ。
それに細かい所で見落としてるとこ、多そう。
倉持さん、やっぱり不思議舞台でした








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