蜷川幸雄さん演出「ハムレット」の批評が、木曜日(29日)の朝日新聞夕刊に載ったと思ったら、
今日(30日)は「演出家の独り言」という蜷川さんのエッセーが掲載されました。
批評の筆者は演劇評論家の扇田昭彦さん。
タイトルも「大胆な進行形の蜷川演出」
蜷川さんが「ハムレット」を演出するのは8度目。
「今回は大胆な新しい試みをしつつ、これまでの蜷川演出の総集編的な面もある舞台だ。」
と始めておいて、
「79歳の蜷川が見せる、まだ進行形という感じの『ハムレット』である。」
と結ばれてます。
蜷川さんのエッセーは、
「きのう、朝日の夕刊に演劇評論家・扇田昭彦氏の『ハムレット』の最低の劇評が出た。」
で始まる。
う~ん、気に入らなかったらしい。
進行形ってのが、ダメなのかな。
エッセーでは、11月に倒れてから、演劇の現場にもどってきた喜びが。
「やっぱり嬉しいです。去年の11月以来のことですから、
なにもかも新鮮です。ほんとうに嬉しい。」
「やっぱりいいよな芝居の稽古はという思いに、ぼくはしあわせになります。」
なんか、嬉しそうな顔が目に浮かびますね。
お元気になられたようで、よかった、よかった。
「ハムレット」の演出については、
「フォーティンブラス王子の形象は、
世界中に例のない新しいものができたと思っています。」
「誰も作ったことのないフォーティンブラス像です。」
ええ~っ!あの青白くて弱っちい、まるでニートみたいな王子が?
劇の終盤だったから演出できなくて、テキトーにしたのか、と思ったのに。
あのフォーティンブラスにデンマークを委ねたら、即滅びちゃうよね。
友だちとも帰り道で意見が一致してたのに・・・
意外ですねぇ。
バービカン劇場で5月に公演です。
ロンドンでの反応が楽しみですね。
それから、扇田さんの劇評で藤原竜也くんは、
「熱い行動的な演技がさわやかで、寝室の場では
母の王妃に近親相姦的な愛憎で激しく迫る。
ただし、もう少し知的な鋭さがほしい。」
誉められてますけど、知的な鋭さって・・・むずかしそう。
はい、ガンバってね。竜也くん。
ネットでも記事がみれます。
こちら→劇評「ハムレット」
こちら→「演出家の独り言」
今日(30日)は「演出家の独り言」という蜷川さんのエッセーが掲載されました。
批評の筆者は演劇評論家の扇田昭彦さん。
タイトルも「大胆な進行形の蜷川演出」
蜷川さんが「ハムレット」を演出するのは8度目。
「今回は大胆な新しい試みをしつつ、これまでの蜷川演出の総集編的な面もある舞台だ。」
と始めておいて、
「79歳の蜷川が見せる、まだ進行形という感じの『ハムレット』である。」
と結ばれてます。
蜷川さんのエッセーは、
「きのう、朝日の夕刊に演劇評論家・扇田昭彦氏の『ハムレット』の最低の劇評が出た。」
で始まる。
う~ん、気に入らなかったらしい。
進行形ってのが、ダメなのかな。
エッセーでは、11月に倒れてから、演劇の現場にもどってきた喜びが。
「やっぱり嬉しいです。去年の11月以来のことですから、
なにもかも新鮮です。ほんとうに嬉しい。」
「やっぱりいいよな芝居の稽古はという思いに、ぼくはしあわせになります。」
なんか、嬉しそうな顔が目に浮かびますね。
お元気になられたようで、よかった、よかった。
「ハムレット」の演出については、
「フォーティンブラス王子の形象は、
世界中に例のない新しいものができたと思っています。」
「誰も作ったことのないフォーティンブラス像です。」
ええ~っ!あの青白くて弱っちい、まるでニートみたいな王子が?
劇の終盤だったから演出できなくて、テキトーにしたのか、と思ったのに。
あのフォーティンブラスにデンマークを委ねたら、即滅びちゃうよね。
友だちとも帰り道で意見が一致してたのに・・・
意外ですねぇ。
バービカン劇場で5月に公演です。
ロンドンでの反応が楽しみですね。
それから、扇田さんの劇評で藤原竜也くんは、
「熱い行動的な演技がさわやかで、寝室の場では
母の王妃に近親相姦的な愛憎で激しく迫る。
ただし、もう少し知的な鋭さがほしい。」
誉められてますけど、知的な鋭さって・・・むずかしそう。
はい、ガンバってね。竜也くん。
ネットでも記事がみれます。
こちら→劇評「ハムレット」
こちら→「演出家の独り言」