「万物理論」
グレッグ・イーガン 著
山岸真 訳
SF小説。
2055年の世界の光景。
イメージするのにうーんとははーん。
主人公はアンドルー・ワース。
万物理論(自然法則を包み込む単一の理論)を証明するために、
3人の学者がそれぞれの仮説を発表する。
もっとも有力視されている人物ヴァイオッレト・モサラ。
その発表の場は人口の島、ステートレス。
理論関係の話しになるとむにゃむにゃとなるけど、
覆っている世界観は根をはっている。
男女のジェンダー、それによる性、科学と宗教。
主人公が右往左往しまくりながら進む。
言葉を旅する。読めた。