余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

赤い糸

2020-12-14 22:42:05 | 花弁の詩
ひざの上の赤い糸
この糸いったい誰のもの
ふと見るとある真っ赤な糸に
思い浮かべる赤い耳
気のせいとは知っていても
やは気になる赤い糸
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ロッこ

2020-12-14 22:37:29 | 花弁の詩
僕はやっと理解した
いや
理解はしていないのか
でも君の求めるものがなんとなく
分かった気がする
僕はしばらくピエロになろう
ピエロの王子様
王子様のピエロ
愉快に振る舞う孤独のピエロ
ピエロの仮面で笑わせて
雨の中でおどけてみせて
涙を体で表現して
身に付けているものは君にあげよう
僕は王子様のピエロ
メルヘンの王子様
へんてこりんなおとぎの国の
王子様
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うそほんと

2020-12-14 22:33:17 | 花弁の詩
答えはどこに行けばわかる?
誰から教わろう
え、
空の彼方にある?
嘘?
ほんと
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すきとおる

2020-12-14 22:22:14 | リンゴのいろ(短歌)
すきとおる
雨が降るから
雨宿り
通せんぼした
記憶といっしょに
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