余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

あなたから

2020-03-28 22:15:49 | みじかいとき(短歌)
あなたから
もらう鏡は
ひび割れて
欲のひとつが
食べられそうだ
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ゾンビ

2020-03-28 00:08:31 | 天秤の詩
支配するものはなにものぞ。
震えはまったく止まらない。
望みながら行えない、
この未熟のこころ。
つながりはいずこへ。
私は無知であり、
一匹の餓鬼である。
戦うことをよしとしない。
血に飢えたゾンビである。
くさってゆくがよい。
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