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余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

無垢と罪

2020-03-07 22:24:42 | マイブック(か)
「無垢と罪」
      岸田るり子 著

残酷でかなしく。
堕とされるものは美しさをまとう。
嘘の仮面が剥がされていく。
それは密かに見え隠れし、
短編でつながれた過去たちは、
タイムスリップで訪れていく。

静かにきこえてくる儚さのメロディー。
この本を読む前に”葬式ごっこ”をテレビで見た。
この本に出会た、縁に。