栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

おせっかい焼きの勝手連的コンサル(3)~他社の営業社員を勝手連的教育

2011-07-06 10:39:04 | 視点
他社の営業社員を勝手連的教育

 某生命保険から電話がかかってきた。
「あの~、今度栗野さんの担当になったAと申します。ご挨拶に伺いたいのですが・・・」
 あ~、まただ。生命保険会社は新人に古い顧客名簿を割り振るから、新人が入る度に連絡をしてくる。
ところが1年たつかたたないうちに営業成績が上がらず辞めていく。
するとまた、次の新人が挨拶の連絡をしてくる。
しかも彼女達は顧客情報すらまともに調べもせず、本当に挨拶をするためだけにやってくる。

 こんなやり方をやっていては新人は育ちはしない。
生命保険会社も社員を使い捨てにする時代は終わっている。もう少し社員を大事にしたらどうだ。
 そんなことを憤りながら相手の話を聞いていた。

 電話の相手はいかにも新人という風で、最初からオドオドしていた。
 成績が上がらない営業というのは自分の方から話を打ち切りたがるもので、相手が電話を切ろう切ろうとしているのがビンビン伝わってくる。
 断られたいのだ。
営業が「断られたい」というのは変に聞こえるが、ダメなセールスは目先の苦痛から逃れることしか考えてない。
逃れるだけなら電話もしなければいいのだが、さすがになにもしないわけにはいかない。
後で上司から報告を求められる。
その時に「電話はしましたが・・・」ぐらいの言い訳は最低限しなければならない。早い話が上司に報告する口実さえできればいいわけで、その先のことなど考えてない。ただひたすら目の前の苦痛から逃れたいだけなのだ。
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 それにしても最近、企業は営業教育をしてないような気がする。

              (以下略)



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