栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

この歯科医院はなぜ流行るのか

2007-09-05 12:12:02 | 視点
 地方では医師不足がいわれているが、全体的に見れば医師は供給過剰の時代である。
なかでも歯科は構造不況業種といわれるほどで、開業しようとしても以前のように銀行は簡単に融資に応じず、担保や事業計画をしっかり要求し、審査も厳しくなっている。
 歯科医経営がこれほど厳しくなったのは一にも二にも歯科医師の供給過剰で競争が激化したにほかならないが、ほかの診療科に比べ歯科が卒業後比較的短期間で開業しやすいことにもよる。
「歯科は診療範囲が口の中だけという非常に狭い範囲だから、例えば内科とか外科、耳鼻咽喉科などに比べ半分の期間で一人前になれる」とは、他診療科医師の弁。
いずれにしても歯科経営が厳しいのは事実だ。

 そんな厳しい歯科の中で、ドクター7人、職員総数30人を抱え、看板も出していない歯科がある。
福岡市南区井尻に診療所を構えるT歯科だ。
なぜ、同歯科はそんなにも流行るのか。


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