栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

メーカーが変わる~Made in JapanからMade by Japanへ

2015-11-04 23:43:52 | 視点
 今秋話題のSIMフリースマートフォン(以下スマホ)がある。株式会社UPQ(アップキュー)が発売した「UPQ phoneA01」と、プラスワン・マーケティング株式会社が発売した「FREETEL 雅(みやび)」。
ともに2万円を切る低価格でコストパフォーマンスがよく、発売前から注目されていた。
 実は私も「FREETEL 雅」に興味があり、発売当日ヨドバシカメラ博多店まで買いに行ったが、午前10時には売り切れたと言われ買い損ねてしまった。
即日完売といっても仕入れ在庫が数台しかなくても即日完売になる。
そこで入荷台数を尋ねると10台とのこと。

 大手キャリアで扱っているスマホならいざしらず、無名に近いベンチャー系企業が発売したSIMフリースマホ、要はdocomoやau、ソフトバンクなどのキャリアに販売ネットワークを持たず、当然それらのキャリアでは取り扱ってももらえないスマホが、ヨドバシカメラ博多店で販売開始とほぼ同時に10台全てが売り切れたわけだから好評と言っていいだろう。
その後のネット書き込みを見ていても「コストパフォーマンスがいい」「満足度の高い、買って損のない端末の一つ」などと概ね高評価である。

 「安いが、スペックが低い1世代前の端末」というちょっと前のSIMフリースマホとは雲泥の差(というのは少し言い過ぎか、でもそれに近い)だ。
通常この価格ならROM8G、RAM1Gというところだろうが、「雅」はROM32G、RAM2G。内蔵カメラは1300万画素。デュアルSIMでサイズは5インチと私の希望ともピッタリだった。ただ、サイズだけは持ちやすく、胸ポケットにも入る4.5インチ程度の方が好みだが。

 まあ、それはさておき、ここでスマホのスペックや使い勝手について述べようとしているのではない。
前出の2社を見て「メーカーとは一体何か」ということを考えたのと同時に、中小製造業はこれら2社のやり方から学ぶべき点があると感じたので、以下にそれらについて述べてみたい。

UPQのやり方から学ぼう

 UPQから学ぶものは多い(プラス面だけでなく反面教師としても)--。

1.経歴がウリになる

2.商品企画の時代

           (中 略)

Made in JapanからMade by Japan

           (中 略)

メーカーのあり方が変わる

           (以下 略)





 ☆全文は「まぐまぐ」内の下記「栗野的視点」ページから

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