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栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

郵便物紛失にも真摯な対応がない郵便局

2010-08-20 18:24:19 | 視点
 8月4日付本ブログでも書いたが、何通か野郵便物が届いてないことに気付いた。

 気付くまでに1週間~10日経っていたが、このところ福岡、岡山を行き来する生活が続いているからで、ちょっと確認を疎かにしたからだ。

それでも未配達に気付いたのは毎月確実に届くものであり、しかもそれらを専用ファイルに綴じていたからで、そのほかの不定期郵便物(暑中見舞い状や一般封書)の類は未配達でも発見のしようがない。

 未配達に気付いてからどうしたかというと、まず発送元に発送の有無を電話で確認した。

この場合は複数のクレジット会社。

何月何日にどこの郵便局から投函したかを調べてもらったのだ。

こうした面倒な依頼にもかかわらず各クレジット会社は快く、スムーズに対応してくれた。

これには感謝している。

 一方、腹立たしいのは配達郵便局の対応だ。

「申し訳ありません」の一言もなく、1日後に「配達員に聞き、誤配達しそうなところも調べましたが、誤配達はありませんでした」という回答。

郵便物の軌跡を追った風など全くない。

配達員に通り一遍の質問をしただけである。

それで何が分かるのか。

第一、顧客の大事なものを取り扱っているという自覚すらない。

真摯な対応のかけらもない対応には腹立たしさを通り越して怒りさえ覚える。

問題は1件の郵便物紛失ではなく、問題が生じたときの対処をどうするかという問題である。

つまり組織のシステムの問題である。

システム的な問題点を直しておかなければ必ず同じことが起きる。

あるいはすでに起きているに違いない。

 そう思っていると、こちらが送った郵便物(請求書)が届いていないという連絡を複数社から頂いた。

もし、それが本当なら筑紫郵便局に問題があるのではないか、と思ってしまう。

ただ請求書の送り先は社長宛で、経理に回し忘れたということもあるし、届いていても本人の記憶忘れということもあるので、それに対しては明確に郵便物の紛失とまではいえないところがある。

 それにしても、日本郵政のこの体質は何だ。

組織的に客を客とも思っていないのか・・・。

その辺りを質すため、日本郵政の社長、斎藤次郎氏に事の顛末を書いた封書を1昨日郵送した。

 果たしてこの郵便物は届くのは、それとも無視されるのか・・・。


郵政―何が問われたのか
世川 行介
現代書館

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