この1、2年、コンビニの閉鎖・廃業が相次いでいる。
我が家から半径2km以内で、コンビニがすでに3軒なくなった。
範囲をあと数km広げると、確認しているだけでもさらに2軒増える。
閉鎖コンビニ5軒の内訳はセブンイレブン2軒、ミニショップ3軒。
その内セブンイレブンの1軒は地区で最初にオープンしたコンビニだった。
もう1軒のセブンイレブンは団地の真ん中に位置していた。
両コンビニもある日突然シャッターが下り、廃業した。
廃業する時はどの業界でも似たようなものだが、昨日まで営業していた店舗がある日ではなく、ある時間に突然シャッターを下ろし閉鎖したのだ。
恐らく夜中に閉鎖し、商品その他もすべて運び出されたと思われる。
まるで夜逃げのような撤退である。
というのは一度下ろされたシャッターが、荷物の運び出しその他で開けられたのをその後見たことがないからである。
この両コンビニに共通している点が2つある。
1つはサラリーマン経営者。
コンビニ経営は見た目よりもはるかに苦しい。
利益が出ている店舗はオーナー経営者、いわゆる土地、建物持ちの経営者で、その次が土地か建物のどちらかのみ持っている経営者。土地も建物も自家所有でない、いわゆるサラリーマン経営者は火の車だ。
サラリーマン経営者のコンビニはマンションなどの1角に入っていることが多く、本部が用意した店舗に入居し、コンビニ運営をするわけで、実際にオープンした後、「話が違う」というトラブルが多いのもこのタイプだ。
ただ一度契約してしまうと、その後売り上げが事前予測とどんなに異なっていても規約金は返ってこず、なくなく営業を続けているというのが実情。
もう1点は駐車場がなかったこと。
いまコンビニに駐車場は絶対条件で、建物面積の倍以上を駐車場面積に確保するのが当たり前になっている。
ところが古いタイプのコンビニ、つまりコンビニ初期時代にオープンしたコンビニは駐車場を確保していないから、売り上げが下降線を辿る、あるいは当初から売り上げが予測通りに行かず苦戦の連続というパターンになる。
といっても本部にとっては痛くも痒くないわけで、バカを見るのは経営者のみということになる。
最近、フランチャイズ業界に対し、契約方法を見直すよう国から指導が行われているが、コンビニ残酷物語が減ることはないだろう。
むしろ今後さらに表に出てくると思われる。
HPの 「街からコンビニが次々に消えていく」も一読ください。

我が家から半径2km以内で、コンビニがすでに3軒なくなった。
範囲をあと数km広げると、確認しているだけでもさらに2軒増える。
閉鎖コンビニ5軒の内訳はセブンイレブン2軒、ミニショップ3軒。
その内セブンイレブンの1軒は地区で最初にオープンしたコンビニだった。
もう1軒のセブンイレブンは団地の真ん中に位置していた。
両コンビニもある日突然シャッターが下り、廃業した。
廃業する時はどの業界でも似たようなものだが、昨日まで営業していた店舗がある日ではなく、ある時間に突然シャッターを下ろし閉鎖したのだ。
恐らく夜中に閉鎖し、商品その他もすべて運び出されたと思われる。
まるで夜逃げのような撤退である。
というのは一度下ろされたシャッターが、荷物の運び出しその他で開けられたのをその後見たことがないからである。
この両コンビニに共通している点が2つある。
1つはサラリーマン経営者。
コンビニ経営は見た目よりもはるかに苦しい。
利益が出ている店舗はオーナー経営者、いわゆる土地、建物持ちの経営者で、その次が土地か建物のどちらかのみ持っている経営者。土地も建物も自家所有でない、いわゆるサラリーマン経営者は火の車だ。
サラリーマン経営者のコンビニはマンションなどの1角に入っていることが多く、本部が用意した店舗に入居し、コンビニ運営をするわけで、実際にオープンした後、「話が違う」というトラブルが多いのもこのタイプだ。
ただ一度契約してしまうと、その後売り上げが事前予測とどんなに異なっていても規約金は返ってこず、なくなく営業を続けているというのが実情。
もう1点は駐車場がなかったこと。
いまコンビニに駐車場は絶対条件で、建物面積の倍以上を駐車場面積に確保するのが当たり前になっている。
ところが古いタイプのコンビニ、つまりコンビニ初期時代にオープンしたコンビニは駐車場を確保していないから、売り上げが下降線を辿る、あるいは当初から売り上げが予測通りに行かず苦戦の連続というパターンになる。
といっても本部にとっては痛くも痒くないわけで、バカを見るのは経営者のみということになる。
最近、フランチャイズ業界に対し、契約方法を見直すよう国から指導が行われているが、コンビニ残酷物語が減ることはないだろう。
むしろ今後さらに表に出てくると思われる。
HPの 「街からコンビニが次々に消えていく」も一読ください。
