goo blog サービス終了のお知らせ 

栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

現代医学と薬・健康について

2007-02-07 23:24:03 | 視点
<読者からの投稿>

 残暑厳しい9月9日、5年来の懸案事項であった恩人、友人とのゴルフは、朝1番の
スタートにも拘らず、好天に恵まれ快適なプレーでした。
 午後4時頃帰宅し、何もすることも無く惰眠を貪ることにしました。6時過ぎに目
が覚め起き上がったところ軽い偏頭痛を覚え「風邪でも引いたかな!」と思い、い
つもの頭痛薬を飲むことにしました。
5分と経たないうちに、体がカッと熱くなり全身赤く腫上がる感じを覚えました。
一瞬「薬に当たった!」と思い吐き出すことを考えました。トイレに駆け込もうと
しましたが、半分意識朦朧となり、激しい心臓の鼓動と圧迫感、呼吸困難でトイレ
の前に倒れこんでしまいました。
 信じられないほどの発汗が起こり、床はバケツで水をぶちまけたような状態にな
っていたそうです。もちろん私の服はビショ濡れです。
幸運にも妻が帰宅して私を呼んでいました。意識朦朧の中で答えることが出来ず、
気が付いてくれることを切に望んでいました。

 救急車の中で救急隊の方に呼びかけられて気が付きました。
酸素マスクが掛けられていて、深呼吸をして意識が戻るのを実感しました。酸素マ
スクの酸素の美味しさを忘れることが出来ません。
 救急病院に担ぎ込まれ、入れ替わり立ち代り若い医者が診察と思しき行為を行っ
て出て行きます。身体には3本の点滴薬の針が打ち込まれています。
結果、入院することになりました。病名は「アナフィラキシィショック」と言うも
のであるらしい?「すずめ蜂に刺されてショック症状を起こす。あれと同じ症状だ」
ということです。「だからどうなんだ。どのような原因でこの病気に掛かったんだ。
どのような治療を施してくれるんだ」と問いかけても「分りません!」の一言。
 結局、次の日退院はすることが出来ました。「治療方法はありません!気をつけ
て下さい!でも良かったですね、命が繋がって!」が医者の最後の言葉であり、ア
ドバイスでした。妻の帰宅がもう少し遅かったら三途の川を渡っていたことでしょ
う。

 このときから薬を飲むことが怖くなり、持病の痛風の治療をどうしたらよいか思
い悩む毎日でした。痛風は贅沢病といわれ、発作が起きて苦しんでいても誰も同情
してくれません。「血液中の尿酸値が高くなると発作を起こす。プリン体を採り過
ぎると良くない。おいしいものを食べ過ぎるな。ビールと枝豆が良くない!」と言
われます。
 本当にそうでしょうか? 上記の事柄に当て嵌るのはビールと枝豆位です。
私の主治医で通風の専門医にこの件を話したところ、「エッそれは大変でしたね!
でも助かってよかったですね!ワッハッハ!」と笑われました。
何の治療もアドバイスもありません。この医者に対する尊敬の念も信頼もいっぺん
に吹っ飛びました。それ以来この病院には行っておりません。

 痛風の発作が初めて起きたのは平成8年、5年間程は半年から1年くらいの頻度で
発作を起こしていました。専門医に掛かり毎日3度、3種類の薬を飲むようになって
発作は止まりました。薬を11年間飲み続けていることになります。
しかし、何かがおかしい。この思いは解消することはありませんでした。
「アナフィラキシィショック」に掛かって「何かがおかしい」が確信に変りました。
薬の飲み続けが体質の変化をきたしていると思います。そうだとすればどうしたら
いいのでしょう? 答えは意外なところから見つかりました。
 親しい友人が十数年前事故で左の膝を複雑骨折しました。4、5年前からやたらと
腰だ、足だ、肩だと痛がるのです。ゴルフで調子が悪いと口癖のように痛がってい
ました。最近この口癖が出なくなったのです。そして私の「アナフィラキシィショ
ック」事件を聞いて自分の治療法を伝授したのです。「騙されたと思って受けてみ
ろ!」でした。半信半疑でその治療院に行き、今までの経過を話しました。すると
「アナフィラキシィショック」の症状を見事に言い当てました。そしてあなたは腎
臓に欠陥があり、そこから痛風も起きているというのです。

 目から鱗とはこのことを言うのでしょう! 「何かがおかしい」と思っていたの
はこのことだったのです。
「腎臓機能を回復すれば痛風は良くなります」の一言でした。「薬は飲む必要は無
い、最悪発作が起きそうなとき飲めばよい! それより腎臓機能を回復するため、
食事療法を薦めます。お昼と夕食は従来どおり、朝食だけ人参ジュースに変えまし
ょう! お酒は飲んでいいですよ!」。そして足つぼマッサージ、フットバスの治
療でした。
 足つぼマッサージは初め体罰、我慢大会の何者でもありませんでした。とにかく
痛い、脂汗が出る、苦しい。しかし、3度4度と重ねるうちに痛みが取れ、気持ちよ
くさえなってきます。人参ジュースは人参2本、りんご1個、セロリ1本をジューサ
ーでジュースにします。見かけより味は良くとても美味しいジュースです。それと
生姜を擂ってエキスのみを紅茶に入れ蜂蜜等で味付けをして1日3回飲みます。これ
が腎臓に良い治療法です。

 治療を受けて半年になりますが、正月前からひと月、酒を飲み続けて二日酔いし
ません。体はすこぶる快調になりました。当然、痛風の発作どころか兆候すら出ま
せん。
 妻は初めバカにして人参ジュースも生姜紅茶も作ってくれませんでした。
そのうち肩こり、偏頭痛、花粉症に悩まされ我慢できず、私と一緒に付いて行きた
いと言い出しました。
 驚いたことに妻の症状の原因は靴にあると言うのです。足に合った靴を履いてい
ないから身体のバランスが崩れこの症状が出ていると言うのです。
 妻も体調が良くなりました。今は率先して人参ジュースも生姜紅茶も作ってくれ
ます。

 ある友人が鼻詰まりから来る不眠症、肩こり、偏頭痛に悩まされており「これが
直るんなら何でもする」と私に打ち明けました。「騙されたと思って受けてみろ!」
を言ったのです。今、彼はぐっすり眠れるそうです。ただ仕事柄と性格なのか「何
故効くのか?」を私に尋ねてきます。私は「分からん!」と言うだけです。

 西洋医学は対処療法、東洋医学は根本療法と言われます。
私は当初、痛風の治療を西洋医学で直そうとしておりました。結果、前述の通りで
す。全てとは言いませんが、西洋医学の場合得てして「痛みだけを取る。悪いとこ
ろを治す」のような治療が多いようです。
 東洋医学は痛みの根本原因は何か? どこに起因して痛みが出ているのか?を追
求して大本を直そうとするようです。そのため時間が掛かります。現代に合わない
医学なのかもしれません。しかし、私の事例のように東洋医学のおかげで改善した
ということも事実です。
 考えてみれば1年365日、薬を飲み続けて体にいいわけありませんよね! 私のよ
うな事で命を落とした方はたくさん居ると思います。何も分らず!
現代医学と薬、健康について深く考えさせられました。

                  タマホーム建築研究所(株) 中村光男

足裏健康マッサージに行く時間がない人には特におすすめ!
寝ている間に疲れを取り、体の毒素を排出する!