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セイタカアワダチソウの郷愁

2016年10月11日 | 日記

フェンスの向うに生い茂るのは
雑草の代表選手で知られるセイタカアワダチソウ。
雑草という名の植物はないのですが・・・

その生命力は凄まじいものがあります。
悪名高き「帰化植物」ですから遠慮というものがありません。
空き地や土手や河川敷を次々と侵食し
日本古来の野の花や野草を根こそぎ駆逐しながら繁殖します。
世間からは迷惑がられ忌み嫌われながらも
北は北海道から南は沖縄まではびこり
いたるところに「群落」をつくって成長し続けます。
どこに行っても邪魔者あつかいのセイタカアワダチソウですが
でも、私は嫌いではありません。
不思議な親しみを覚え、郷愁さえ感じます。

中学生の頃・・・
友だちも少なく孤独だった私は
学校の帰り道、セイタカアワダチソウが生い茂る空き地で
よく寝転がってあれこれ夢想したものです。
好きな女の子のことを思ったり
将来、何になろうかと真剣に考えてみたり
時にはそのまま寝入っていまったり
そんな時、必ず背高い黄色い花が私を包んでくれていました。
セイタカアワダチソウは今にして思えば
心の安定剤のようなものでした。

秋はセイタカアワダチソウの季節です。
年がら年中見かける気もしますが
秋はいつにも増して勢力が旺盛になる季節のようです。
この年になるとさすがに寝転んだりしませんが
あの鼻たれ小僧の時代に戻って
セイタカアワダチソウに囲まれてあれこれ夢想してみたいです。
名状しがたい郷愁を覚えますねえ。

福島第一原発のほど近く
双葉町は今も「帰宅困難地域」のままです。
人っ子一人いない荒地で
セイタカアワダチソウだけが勢いよく咲いています。
オリンピックのバカ騒ぎをよそに
ここでは「あの日」からずっと時間は止まったままです。
この国は本当にどこへ行くのか・・・
セイタカアワダソウが郷愁の花ではなく
怨念の花に見えてしまいます。

 

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