まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

落ち葉掃き

2015年12月07日 | 日記

この季節、公園は一面の落ち葉である。
眺めているぶんにはそれなりに風情がある光景なのだが
後片づけは大変なのである。

広い公園だから落ち葉の量もハンパではない。
何人もの清掃スタッフの人たちが手に手に竹ぼうきを持っては
根気強く掃き集めている光景をよく見かける。
見かけるだけでまさか自分がそれをやるとは思ってもみなかった。
人生とはわからないものである。(笑)



朝、いつもの仕事先マンションに出かけると
エントランスのあちこちに大量の落ち葉が吹き溜まっていた。
公園に比べると大した量ではないが
エントランスはマンションの顔なのでそのままにしておく訳にはいかない。
さっそく「落ち葉掃き」の作業ににとりかかる。



昨日は風の強い日だったので
掃いても履いても、新しい落ち葉が次々と舞い落ちて来る。
うーん、もう!などとボヤきながら
根気強くせっせと竹ぼうきでかき集めていく。
まことに徒労感の伴う作業なのである。



エントランスだけではなく
マンション周辺の植栽や駐車場、道路にも夥しい落ち葉が降り積もっている。
どうせなら落ち葉を集めてたき火をして
焼きイモでもすれば楽しいだろうなあとオジサンは思うのだが
東京都では条例でたき火は禁止されているとか。
まあ、町内のあちこちでたき火をされても確かに危なっかしいけれど・・・



30分あまりでゴミ袋は満杯になった。
昨日はビニール袋に三杯の落ち葉をやっつけたのだが
燃やす訳にはいかないので生ゴミに出す。
そうしている間にも落ち葉は間断なく降り積もり「元の木阿弥」となる。
お前たち人の努力を何だと思っているんだ!(笑)



それでも山のような落ち葉の中から
真っ赤な葉っぱを見つけた時は思わず手に取ったりする。
これは見事に色づいたサクラの葉っぱだ。
やがて来る(まだまだ先だけど・・・)春に思いをはせる。
マンション内にはケヤキの大木が何本もあり
落ち葉のピークはこれからである。

  掃く手とめ 落ち葉しぐれを 仰ぎけり (杉作)