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居酒屋さすらい 1115 - 音楽も肴だ - 「工藤軒」(港区新橋)

2017-01-11 22:23:18 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

久しぶりに「工藤軒」に顔を出したら、工藤さんが髪を伸ばしていた。

おまけに変わった柄の作務衣を着ていて、それが妙に似合っていた。

長髪と作務衣の組み合わせが、更に怪しげに、言うなれば宗教者のような雰囲気を醸し出している。

 

今夜の音楽もギターサウンドだった。

ツインのバスドラがどかどかと響き、ハイハットは16ビート。ひずんだギターが重くうねり、ベースラインがやけに複雑だ。

この音の主が誰か分からない。

いや、「工藤軒」に流れる音楽でボクの知っているミュージシャンは数少ない。さすが、音楽畑を歩いてきただけあって、聴く音楽も玄人だ。

けれど、毎回流れている音楽はたいていギターサウンドである。

でも、多分、工藤さんのお目当てはギターではなく、ベースにあるのだろうと思う。

 

例えば、一度「ストーン・ローゼス」の「Fool's Gold」が流れていたことがある。

マニの巧妙なベースラインはやはり特徴的だ。

それから、「ピンクフロイド」が流れていたこともあった。

個人的に「ピンクフロイド」は好きではないけれど、ズシンとくるベースは聴いてなくても、耳から離れない。

 

いまどき、音楽を肴に飲める酒場はそれほど多くない。

音楽はそれほど軽くなってしまったのか。

「工藤軒」がオープンする前、その場所にはブルースバーがあった。あの店も音楽が好きな連中が集まってきた。

立ち飲み音楽バーの系譜。

 

工藤さんとのおしゃべりも楽しいけれど、ちょっとヘヴィな音楽とともに、「コーヒー酎」(400円)のグラスを傾けるのもたまにはいい。 

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