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居酒屋さすらい 1932 - 謎の店 - 「立ち呑み SARASA」(渋谷区宇田川町)

2022-08-08 06:01:53 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

自分の中では、もう渋谷の立ち飲みラリーは終わったつもりで、この日は新たな地、原宿に向かうはずだった。ただし、ルールとしては、渋谷に行ってから、原宿へ歩く必要があり、一度渋谷に出てみたら、たまたま立ち飲み屋を見つけてしまったのだ。センター街の、「SARASA」という店。たまたま、お店の開店準備をしている時に、目の前を通りかかった時に、見えた店内が立ち飲みスペースだった。見つけてしまったからには入らなければならない悲しき性。

口開け一発、もちろん客は自分しかいない。

メニューを眺めるのだが、洋酒ばかりのラインナップで、どれも魅力的じゃない。仕方ないので、キリンの黒ビール、多分「一番搾り」の「スタウト」だと思うのだが、それをいただく。

テレビは元首相の銃撃事件をやっていたが、オーダーして数十秒後、速報が入り、元首相が亡くなったという報に変わった。これはまずいことになったんじゃないか。選挙を2日後に控えて。

さて、何かつまみでもと思い、再びメニューをみるのだが、心躍るものが何ひとつ見つからなかった。しかも、一品一品が高い。どれもこれもつまみは一品700円以上という設定だ。これは難儀なお店に入ってしまった。その中から、ほうれん草の何とかというメニューを見つけ、それをオーダー。特に食べたいと思った訳ではなく、消去法で選んでいたら、それになった。

このお店は不思議なお店だった。居酒屋ではないし、強いていえばバーか。それにしては、気取った雰囲気ではなく、渋谷の若者がこぞって出入りするような、退廃的なムードもなかった。酒もつまみも気軽なものは一切なく、だから、なんだかワクワクするような感じはなく。立ち飲みラリーじゃなかったから、入店したことを激しく後悔するお店だと思う。

お店はマスターらしき人が営っているが、女性もいるようだ。マスターは人当たりは悪くないが、何故センター街で、こういう中途半端なお店を営っているのかは謎。何かの税金対策なのかな。

ただ、これ以上、いてもあまり楽しくなさそうだし、無駄にお金を落とす必要もなさそうだから、ビール一杯で退散した。

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