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居酒屋さすらい 0566 - ビールが高い、ファミレス風の酒場は - 「のみくい 豚道楽」(江東区豊洲)

2012-08-20 14:00:46 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
新都市交通の「ゆりかもめ」の起点の駅となった豊洲。ららぽーとがオープンするなど、新しい街の印象が強い。実際、街を歩いても街臭さは薫りが立たず、無味無臭の駅前である。
だが、有名な大衆酒場があると聞くし、セブンイレブンの一号店はこの豊洲であることを聞くと、どこかに古い町並みがあるものと思われるのだが、一向に探し当てられないのである。

さて、そんなこんなで今回も駅の周囲をちらっと回るだけで、酒場探しは断念して、駅に隣接する「豚道楽」で昼ビールを飲むことにした。

店頭にはメニューが用意されており、営業中とはわかるのだが、入口の奥は暗く、入店することに少しのためらいが生じる。

だが、店内は明るく、営業していることに少しホッとした。
店内はファミレス風の作り。
カウンターなどはなく、酒場という雰囲気ではない。

4人がけのテーブルに腰掛けた。
生ビール(550円)。
高い。とてつもなく高い。
この店はチェーン店だから、ビールの仕切りはけっこう安く仕入れることができるはずだ。仮にジョッキ1杯あたりの原価を140円とした場合、利益率は約75%!
これはちょっと法外な利益率である。
ビールの適正価格は300円台であると、わたしは考えている。
例えば、御徒町、新橋界隈に見られる390円という額は、とても良心的だ。

例えば、今やまさに飛ぶ鳥を落とす勢いのある280円酒場の「鳥貴族」はジョッキのサイズが小さいものの1杯が280円。いっぱい飲みたければ発泡酒の「淡麗」を頼めばいいし、いまやビールの値段は高ければ高いほど、支持されなくなりつつある。
いまどき、500円台なんて、ちょっと信じられない。

ビールはサッポロ。
注ぎ方はまずまずといえる。

つまみは「モツ煮込み」(480円)。
この煮込みは微妙だった。
コクが出ておらず、味がうすっぺらなのだ。
味は合わせ味噌のようであるが、何かが足りない。煮込む時間が足りないのかも。
豚専門店なのだから、もう少しビシッとしてほしいところ。

これで、わたしの気持ちはすっかり萎えた。
国産豚の様々な料理を堪能しようと思っていたが、やめた。

飲み物のおかわりをだけはしようと「シャンディガフ」(580円)を頼む。
ご承知のとおり、ビールのジンジャーエール割だ。
何故か、カクテルはこれ一品。
その浮きっぷりは際立っている。

最後に「緑茶割り」(380円)を頼んだ。
やはり、これも金額的には高い。
大衆的な居酒屋より2割り程度高いような気がする。

会計は1990円。
かろうじて、2000円を割り込んだが、このお金があれば、立ち飲み屋で豪遊できちゃうよ。
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