
借りた傘を返しに。
さすらい556は突然降り始めた雨に、お店のお兄さんが傘を貸してくれたというエピソード。
「amigo de San Isidro」の再訪である。
だが、店に着くと、その店員は既に辞めてしまった後だった。
あの日から、まだ一ヶ月しか経っていないのに。
一言、お礼が言いたかったのに。
でも、せっかく来たのだから、ビールを一杯。
「アルバリーニャ オルバレーロ」(写真)。
このパンチの効いたスパニッシュビールは本当にうまい!
今日は立ち飲み。
そうなのだ、バルとは本来立ち飲み屋なのである。
つまみは、生ハム。
これがまたうまいんだ。
ビールを空けて、白ワインをいただいた。
最近、立ち飲みのワイン屋さんが増えてきたが、こういう雰囲気、悪くはない。
つまみは、スペインのパン。
名前はよく分からないが、これもけっこういける。
食べたことのない食感。
まさに文化の邂逅。
一人で飲んでいたときは立ち飲みは恥ずかしくなかったが、近所のお金持ち風の父娘が座ってから、急に雰囲気が変わった。
なんか、立ち飲みが急にみすぼらしくなったのだ。
なんか、早く帰りたい気分。
結局、白ワインをお代わりして店を辞す。
会計は3,500円。
高いとは思いながらも生ハムにスペインパンは本当においしかった。
お店の白亜の壁に描かれた闘牛の絵がすばらしく、それを眺めながらのワインはまさに格別だ。だが、立ち飲みは少し勇気がいるゾ。
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