goo blog サービス終了のお知らせ 

「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

喫茶さすらい 022 - ホットドッグの心意気 - 「MATSUYA」(千代田区神田和泉町)

2015-09-25 13:19:01 | 喫茶さすらい

タバコが吸える独立系の安価な喫茶店は著しく減少している。

営業マンが時間を調整する手軽な喫茶店である。

今時、コーヒー1杯200円を割り込む価格は独立系にとってはつらいだろうし、チェーン系はスケールメリットで、コストを圧縮できるし、そもそも頭が痛いのは人件費である。

 

その中でも「MATSUYA」は、安価なコーヒーで勝負する独立系の喫茶店だ。

ブレンドコーヒーが1杯190円。いつ来てもサラリーマンでにぎわっている。

セルフサービス式のシステムは、おっちゃんがひとりで切り盛り。

その手早い対応はお見事としか言い表せない。

 

「ホットドッグの店」と店頭にある。

どんなホットドッグを食べさせてくれるのか。大いに想像を膨らませてくれる。

コーヒーにホットドッグ。

極めてシンプルなアメリカン。サンドウィッチとの組合わせよりも。

ホットドッグの偉大さは、その食べやすさだ。

ハンバーガーとも違う、持ちやすさはまさに気軽。片手で食べられるなんて本当にグレートだ。

 

喫茶店の楽しさは、コーヒーとかのこだわりだけではなく、食事に対する思想も垣間見せてくれるとこにもある。

スモーキーサラリーマンが多く集う店に、何故ホットドッグなのか。

そのホットドッグ、実に地味。

だけど、ボクはかえって好感をもった。主張しないほうがいいのだ。

そして、もうひとつ。店の装飾。

残念ながら、マスターの人柄が見えるものはなかった。ただひとつあるとすれば、ル・マンのレースカーの絵。ただ、それだけである。

 

店の先には、三井記念病院があり、ちょうどその中間には、ホットドッグの大学堂がクルマを止めて、商売していることが多い。

アキバのちょっとしたホットドッグ戦争が、ここにある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 居酒屋さすらい 0912 - 小屋... | トップ | 居酒屋さすらい 0913 - 〆の... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。