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居酒屋さすらい 1566 - 悪魔の囁き『オムライス』 - 「光栄軒」(荒川区荒川)

2019-12-01 14:14:57 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

友人MJと「光栄軒」に行く約束をしたが、MJの体調が芳しくなく流会に。仕方ない。一人で行くか。

混んでるかなと覚悟したら、店舗外に待ち客はおらずすんなりと入れた。店内はカウンターがいっぱいで、ひとまず小上がりに。カウンターにはひざげりさんとO庭さんが並んで座っていた。すぐさま、カウンターの一つが空き、ひざげりさんとO庭さんの間に。

今日はやけに冷え込んだ。ビールじゃねぇな。

「紹興酒」常温。

お通しは「豚カツ」。何故かひざげりさんより早く出てきた。相変わらず、ものすごいボリューム。しかも、相変わらずうまし。

少しすると、3人組の若いお客が現れ、小上がりにポジション。「炒飯」大盛×2と「オムライス」を注文した。ほどなくして、それぞれの料理が彼らに運ばれてくるのだが、とにかくいい香りがする。とりわけ、「オムライス」の香りが香ばしい。その後に来た一人客も「オムライス」をオーダーした。

「豚カツ」を食べ終え、次の展開へ。当初のプランでは「きゅうりのからし炒め」を思い描いていたが、ここで葛藤が起きた。

「『オムライス』にしようかな」。

悪魔の囁きだった。

随分前に一度、「オムライス」の普通盛りをいただいたことがあった。あのときも腹がはちきれそうになり、後で後悔した。なら、「半オムライス」は?いやいや、「普通盛り」でなけれは意味がない。後悔するのは分かっていたが、口に出してみた。

「『オムライス』お願いします」。

ママは一瞬止まり、「普通盛りでいいの?」と聞いた。

「うん。普通盛りで」。

意外な展開だったらしい。

やがて、「オムライス」が運ばれてきた。

うんうん。いい香りだ。

大人になればなるほど、「オムライス」はハードルが高くなる。子どもっぽいものというイメージが注文を躊躇させるからだ。確か、漫画「クッキングパパ」にもそんなエピソードがあったはずだ。だが「光栄軒」なら、そんな心配も無用。とにかく、腹いっぱい思う存分食べることができる。

前半は快調に食べ進めたが、後半はピッチが落ちた。でも、最後までおいしくいただけた。しかし、めはやこれ以上お腹には何も入らない。もう少し飲みたいけど。でもこれにてゲームオーバー。

何故、「オムライス」が悪魔の囁きか。

ひざげりさんの言葉がそれを物語る。

「『オムライス』普通盛りは翌朝まで残るから」。

確かに。それは前回も経験済み。

分かっているのにやめられない。悪魔の囁きは翌朝まで響くのだ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひざげり)
2019-12-01 16:30:26
ケチャップは危険!
返信する
Unknown (ジャン)
2019-12-01 17:43:42
私は昼しか行ったことないですが。
「だから言ったジャン」
って言うでしょう。
返信する
Unknown (熊猫)
2019-12-01 20:17:34
ひざげりさん。
ケチャップはそもそもあの香りが危険です。食べた後もお腹で膨らみますよ。

ジャンさん。
「言ったジャン」。実際に聞いてみたいです。是非、夜にもおいでください。
「オムライス」普通盛りは以前も経験済みです。分かっていてもやっちゃうんですよ。
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