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居酒屋さすらい 1421 - 『たきおか』に気をつかったか - 「大衆酒場 晩杯屋 北関東ふるさと編ファンデス上野店」(台東区上野)

2018-12-25 17:45:14 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

ながったらしい店名である。「大衆酒場 晩杯屋 北関東ふるさと編ファンデス上野店」。

「晩杯屋」が、立ち飲みの要衝ともいえる上野に出店したのが、1年半前。「やっとか」と思いきや、店舗はアメ横を外れ、上野駅前のビルの5階。しかも、立ち飲みではなく、全席座飲み。更には、通常の店舗ではなく、「北関東ふるさと編」という理解不能なコンセプト。「何かあるな」と勘ぐらざるをえない。立ち飲みチェーン最大の「晩杯屋」が、何故アメ横で真っ向勝負をせず、戦いを回避したのか。極めて不自然だ。

「いこい」修行時代の先輩が経営する「たきおか」に遠慮したのか。これ、あくまでも推測。それとも、別の理由があったのか、とにかく何らかの事情があるのだろう。

店内はかなり広く、全て座飲み。カウンターもあるが、テーブル席がメイン。カウンターじゃないと落ち着かない自分は、テーブル席ががらがらにも関わらず、カウンターへ。

まずは、口頭で「ゴールデンチュウハイ」(250円)をオーダーし、タッチパネルのタブレットに手を伸ばした。いつも、「ホッピー」と決めている自分が、何故「ゴールデンチュウハイ」にしたか。それは、T根の影響によるところが大きい。「『ゴールデン』、うまいっすよ」と言うT根。どれ、ワンチャン試してみるかと思いたったのが、この日だった。

その「ゴールデンチュウハイ」、確かに飲みやすい。通常の「チュウハイ」は250円で同額。多分、デフォルトの「チュウハイ」に、ゴールデンのエキスが入っただけだと思うが、その分、若干甘い。これは飲みやすくて危険だ。

さて、つまみをオーダーする。このつまみ類が他の「晩杯屋」と違って特徴的である。栃木、群馬、茨城、各県の名産がメニューになっているのだ。いわゆる北関東と呼ばれる地域の。

例えば、栃木県の欄には「ゴルフ場のキャベツ漬け」(250円)という意味不明なものや、茨城県には、「納豆オムレツ」があったりする。また、群馬県には「舞茸の天ぷら」(220円)がラインナップされている。この他、ドリンクメニューにも、ローカルメニューが用意され、茨城県の「大洗海岸」や栃木県の「とちおとめのサワー」(350円)、群馬県の日本酒「赤城山」(350円)といったものが並ぶのだ。けれども実はあまり、食指はわかない。

ボクはいつもの、「チーズカリカリ」(150円)と「もつ煮込み」(150円)をオーダーするのだった。

ところが、「チーズカリカリ」を探しているとき、面白いものを見つけた。それは、「どんぶりチーズカリカリ」。990円。きっと丼に供されて出てくるんだろうな。

最後に「大盛レバーホルモン」(150円)をオーダーしようとして、ボタンを間違えた。頼んだものは、「レバーフライ」(130円)。衝動的に頼むと間違えてしまうので、落ち着いてオーダーしなければならない。ちなみに、「レバーフライ」は、円状に平たく伸ばされたレバーを揚げたもの。「大盛レバーホルモン」とは似ても似つかないしろものだ。

やっぱり、「晩杯屋」は、あのグルーヴィな雰囲気で、立って飲むところ。お客が少なく、座って飲むと調子が出ない。

ボクは「ゴールデンチュウハイ」×2杯で終了した。上野の「晩杯屋」は、全く別物といっていい。多分、賛否両論あると思う。

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