いよいよ3年目の交流戦が始まる。
過日、Yahoo!ニュースを見ていたら、今年の交流戦は各チームの対戦が6試合から4試合に減ったので、波乱はないだろう、という記事を見つけた。
波乱というのは、一昨年讀賣と中日が交流戦で躓いたことを指しているのだろう。
曰く、2連戦だと1勝1敗で大きく負け越すことがない、というのがその予想の根拠になっていた。
果たしてそうか?
プロ野球を長く見ている人だったらそうは思わないはず。
3連戦は1つ試合を取れば、最悪借金は1つで済む。
だが、2連戦はそうではない。
連敗すると借金は当然ながら2だ。
2連戦のほうが躓くチームは増えるのではないだろうか。
確かに6連戦を1ヶ月半に渡って続けた昨年までの交流戦よりは日程的には楽だろう。
だが、表のローテーションを中心に戦う訳だから各チームは一気にそれぞれ連勝を狙ってくるはずである。
さて、ペナントレースはまだ3分の1にも満たない状況だが、セ・リーグはやや意外な経過になっている。
讀賣が2位、横浜が3位につけている。
5位に沈む阪神の低迷はやや意外だ。
もちろん、今後どのような展開になるかはまだ分からないが、おおよそチームの戦力は現在の結果に順当に反映されているのではないだろうか。
中日の試合を見ていると、その試合巧者ぶりから察すれば、余程の事態がなければAクラスは堅いだろう。また、読売投手陣の安定感を見ていれば、これまた故障者等のアクシデントに見舞われなければ、戦力は中日の次と評価されてもいい。
と、なるとクライマックスシリーズ(以下CS)の出場権を確保する3番目のチームはどこなのか?
横浜か、それとも広島カープか、或いは阪神か。
戦力を比較すれば、3番手につけるチームはこの3チームでほぼ拮抗しているといっていい。
苦しいのは横浜か?
4月末から5月中旬にかけての快進撃は傍から見て、もういっぱいいっぱい。
だって、ホセロ投手使いすぎでしょ。
長いシーズンを乗り切るには戦力が足りないのではないか。
(5月12日広島VS横浜をテレビ観戦していた際、解説者の某氏がカープの投手陣に新人3人を抜擢したシーズン当初のブラウン監督の策に「新人に頼る広島は苦しいです」と語っていたが、それは違う。
カープは即戦力投手を昨年のドラフトで獲得したのだ。
新人だからといって経験のなさだけでそれを判断するのは危うい考え方だ)
一方、比較的安定しているのは広島カープだ。
カープファンとして甘めの採点と言われるかもしれないが、防御率はリーグ3位の4.00。
安定感で言えばカープがCS進出の最右翼と予想する。
と、いってもペナントレースは全144試合の長丁場。
そのシーズンをトータルで見た場合、横浜や広島よりも阪神の戦力のほうが上なのは確か。
打率、防御率ともにリーグ4位は充分にCS射程内だ。
阪神の選手たちの覇気のなさが心配だが、夏場にかけて地力を出してくるかもしれない。
チームの安定感を図るうえで連敗が少ない点が挙げられる。
最も連敗が短いのは讀賣の2。続いて広島カープの4だ。
6連敗を喫したチームは中日、そして現在も継続中の横浜。
続いて7連敗のヤクルト、9連敗の阪神という順になっている。
近代野球で長い連敗を喫して優勝したのは92年のヤクルトの8連敗(だと記憶している)。
長く負けを続けるとペナントレースを制することはできない。
さて、果たして交流戦はどのような結果を各チームにもたらすのだろうか。
そして、ペナントレースにどのような影響を与えるのだろうか。
(成績は全て5月19日現在)
過日、Yahoo!ニュースを見ていたら、今年の交流戦は各チームの対戦が6試合から4試合に減ったので、波乱はないだろう、という記事を見つけた。
波乱というのは、一昨年讀賣と中日が交流戦で躓いたことを指しているのだろう。
曰く、2連戦だと1勝1敗で大きく負け越すことがない、というのがその予想の根拠になっていた。
果たしてそうか?
プロ野球を長く見ている人だったらそうは思わないはず。
3連戦は1つ試合を取れば、最悪借金は1つで済む。
だが、2連戦はそうではない。
連敗すると借金は当然ながら2だ。
2連戦のほうが躓くチームは増えるのではないだろうか。
確かに6連戦を1ヶ月半に渡って続けた昨年までの交流戦よりは日程的には楽だろう。
だが、表のローテーションを中心に戦う訳だから各チームは一気にそれぞれ連勝を狙ってくるはずである。
さて、ペナントレースはまだ3分の1にも満たない状況だが、セ・リーグはやや意外な経過になっている。
讀賣が2位、横浜が3位につけている。
5位に沈む阪神の低迷はやや意外だ。
もちろん、今後どのような展開になるかはまだ分からないが、おおよそチームの戦力は現在の結果に順当に反映されているのではないだろうか。
中日の試合を見ていると、その試合巧者ぶりから察すれば、余程の事態がなければAクラスは堅いだろう。また、読売投手陣の安定感を見ていれば、これまた故障者等のアクシデントに見舞われなければ、戦力は中日の次と評価されてもいい。
と、なるとクライマックスシリーズ(以下CS)の出場権を確保する3番目のチームはどこなのか?
横浜か、それとも広島カープか、或いは阪神か。
戦力を比較すれば、3番手につけるチームはこの3チームでほぼ拮抗しているといっていい。
苦しいのは横浜か?
4月末から5月中旬にかけての快進撃は傍から見て、もういっぱいいっぱい。
だって、ホセロ投手使いすぎでしょ。
長いシーズンを乗り切るには戦力が足りないのではないか。
(5月12日広島VS横浜をテレビ観戦していた際、解説者の某氏がカープの投手陣に新人3人を抜擢したシーズン当初のブラウン監督の策に「新人に頼る広島は苦しいです」と語っていたが、それは違う。
カープは即戦力投手を昨年のドラフトで獲得したのだ。
新人だからといって経験のなさだけでそれを判断するのは危うい考え方だ)
一方、比較的安定しているのは広島カープだ。
カープファンとして甘めの採点と言われるかもしれないが、防御率はリーグ3位の4.00。
安定感で言えばカープがCS進出の最右翼と予想する。
と、いってもペナントレースは全144試合の長丁場。
そのシーズンをトータルで見た場合、横浜や広島よりも阪神の戦力のほうが上なのは確か。
打率、防御率ともにリーグ4位は充分にCS射程内だ。
阪神の選手たちの覇気のなさが心配だが、夏場にかけて地力を出してくるかもしれない。
チームの安定感を図るうえで連敗が少ない点が挙げられる。
最も連敗が短いのは讀賣の2。続いて広島カープの4だ。
6連敗を喫したチームは中日、そして現在も継続中の横浜。
続いて7連敗のヤクルト、9連敗の阪神という順になっている。
近代野球で長い連敗を喫して優勝したのは92年のヤクルトの8連敗(だと記憶している)。
長く負けを続けるとペナントレースを制することはできない。
さて、果たして交流戦はどのような結果を各チームにもたらすのだろうか。
そして、ペナントレースにどのような影響を与えるのだろうか。
(成績は全て5月19日現在)
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