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居酒屋さすらい 0599 - ジンギスカンにはDRYがよく合う - 「アサヒビール園 ピルゼン」(札幌市白石区)

2012-12-14 14:35:22 | 居酒屋さすらい ◆地方版

6年ぶりの札幌。
もう、そんな随分昔になるのだと札幌の澄んだ空気を吸いながら思う。

とある研究会の昼食でアサヒビール園に。
何故、サッポロビール園ではないのかと疑問に思うものの、札幌雪まつりで混雑しているのと勝手に解釈する。

アサヒビール園の「ピルゼン」は奇抜な外観だった。ふたつの円が大きなアクセントになっている。建築のことはよく分からないが、このデザインは嫌いではない。まるで、シドニーのオペラハウスといったら、ちょっと大げさか。
ともあれ、この変わった建物に入って、この日はジンギスカンに舌鼓を打つのである。

店は意外にもこじんまりとした感じであった。
まさか、サッポロに気を使ったわけではないのだろうけれど、肩身を狭くしているような印象すら受ける。

「ラム肉」の食べ放題。
しかし、やはりジンギスカンは最高だ。これは、北海道の空気と調和してこそ、おいしいのである。最近、やけに多い東京のジンギスカン居酒屋では、この味は出せない。
ビールは、当然ながらスーパードライ。
だが、この日のわたしは「エクストラコールド」をチョイスした。
当ブログを読んでいる方なら、ご存知だろうが、わたしはスパードライが嫌いである。理由は簡単、あの辛口がビールの醍醐味を奪っているからである。
生ビールはまだいいのだが、缶ビールともなると、もう我慢できない。とても飲めたものではない。

だが、この日の発見は大きかった。
ジンギスカンに「スーパードライ」がとてもよく合うからである。
やや甘いタレに(もちろん辛ダレもある)、このKARAKUCHIがマッチングするのだ。
これは、もしかするとサッポロでは味わえない体験かもしれない。
サッポロの黒ラベルは、お米の後味がある。これがあまり自分の中では洗練されているとは言い難い。だから、喉越し的に、そして後味的に、サッポロはすっきりさせてくれるわけではないのだ。

しかし、「スーパードライ」、特に「エクストラコールド」は、喉越し、後味とも、ジンギスカンのややクセのある味わい、そして甘ダレをすっきりと流してくれる。すると、また次のジンギスカンをつまみたくなる、そんな衝動に駆られるのだ。
この調和は見事だった。

ビールの注ぎ方も素晴らしかった。
泡が細かく、ビールメーカーの矜持が見えた。

ジンギスカンには「スーパードライ」。
悔しいが、これはひとつの答えといえる。

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2 コメント

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ジンギスカン大好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (ティコティコ)
2012-12-19 14:06:52
ジンギスカンは近頃品がよくなりすぎて生肉ラムなどを多用しますが、そもそも北海道で始まったジンギスカンは安い肉を美味しく食べる為の手段でした。

冷凍ロールマトンが味、香共に醍醐味があり今でも道産子は(若い子供達は知らない様ですが…)ロールマトンで無いとジンギスカンでないといいます

ベルタレは良いのですが、松尾の味付けは又別の料理です

厚いカブトの様なジンギスカン鍋で食べるジンギスカンは北海道B級いやC級グルメの王様です♪
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Unknown (熊猫)
2012-12-19 23:34:36
ティコティコさん、さすがお詳しいですね。
わたしは道産子には怒られそうです。

ジンギスカン鍋という言い方、懐かしいです。

お袋の実家に行くと、岩手の八幡平に「ジンギスカン鍋を食べに行こう」とよく言われたのを思い出しました。

「松尾」はよく聞きますね。
ベルタレは分かりません。

次回の「さすらい」もジンギスカンです。
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