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喫茶さすらい 118 - 茶道の実践 - 某店(港区白金)

2022-04-27 06:35:43 | 【今日のコーヒー&スイーツ】

昨日の「朝食」欄で、ブログ記事に実名を出すことが自分の中では難しくなっていると書いた。個人情報の取り扱いやネットリテラシーの厳格化などでこうした問題は現実的なリスクになっているという側面があるが、もう一つは自分の仕事との関連である。

そうすると極論すればブログなどやる意味がないということになり、いろいろと考えることもあるが、まだなんとか別の方向性があるのではと思い、ダラダラと未だに書いている。

今日書く話題も名前を公表できない。なら、何故書くのかと問われるが、やはりブログは単なる日記で、単純に記録しておきたいというのが根底にあると今更ながらに気がつく。

この店舗は今年1月に訪問した時、まだ名前が決まっていないカフェだった。けれど先頃お邪魔したら、店内が決まっていよいよ4月からオープンするという。でも、多分積極的にお客さんを入れて商売をするつもりはないと思った。路地から引っ込んだ敷地は目立たなく、多くの人が来店するとは思えないし。

カフェは店主が経営する会社の会議室機能を担うのと、もう一つ明確な目的があると思うのだが、この場では言わないし、言えない。いや、もちろんお客さんが来たらウェルカムだろう。ただ、お客さんが入らなくても一向に構わない性質のお店なのだ。

極論するとお店の精神は茶道に近いのかとも思う。お茶を客人に振る舞う。客人とは母体の会社に訪ねてきた客人。そういう機能のカフェなのだ。

お店には400万円もするロースターがある。そこら辺にあるカフェという風情ではない。ミルなども沢山お待ちのようで、あちこちに飾られている。元々コーヒーが好きなのだろう。そこに茶道的要素が取り入れられた。店名を聞いた時、まずそう感じたものだ。

歯に衣着せぬ人柄で、様々なことを聞くが自分は大好きだ。その先を読む慧眼が素晴らしい。何を考えているか分からないし、何を繰り出してくるかも予測不能。人がしないことを実践してきて、そして自社ビルと一階にはカフェが出来た。仏教に興味があるとは聞き及ばないが、これは現代の茶道だ。

あれやこれやとテンパっている自分が通うべきお店。仕事とは、人生とはをまさに体現するのが、このカフェなのかもしれない。

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