緊急事態宣言発令の2日前。1年半ぶりに開催された記者会で、これまた1年2ヶ月ぶりに記者らと会う。うわー、久しぶり。もう忘れつつある仕事の感覚。記者会見が終わり、記者らと新宿駅へと向かう。それぞれの近況を語り合い、この一年余りの空白を埋める。新宿駅南口で皆と別れ、西新宿へと向かう。自分はまだ昼飯を食べていないのだ。目指す先は「岐阜屋」。今日こそは線路側に座るぞ!
お店到着、15時20分。
線路側には1名だけ、お客さん。
開口一番、口をついて出たのが、「酎ハイ、ください」。
あ、間違えた。昼ごはん食べに来たんだっけ。
仕方ない。出会い頭の事故ということで。ならば、「蒸し鶏」いただこうかな。
なんか怪鳥が言ってた通り、横丁側と線路側では、もう違うお店みたいだ。線路側の方が開放感があって、のんびりできる。お客さんが少ないというのも確かにある。でも、こっちの方がいい感じじゃないか。
「蒸し鶏」。
これ、相変わらず絶品だ。ホロホロの柔らかい鶏肉と、そのタレが本当に旨い。「酎ハイ」との相性は抜群だ。
改めて、壁に貼られたメニューを見る。
おや、「煮込み」があるぞ。確か、横丁側にはメニューがなく、裏メニューではないなと疑っていたつまみではないか。
早速、頼んでみたところ、実は大したことなかった。こぼう、にんじん、大根が入ったありふれた「煮込み」だった。しかも煮しまっておらず、唯一の救いは盛り盛りだったこと。
線路側の小路から吹き抜ける風が気持ちいい。横丁側では、こんな風は吹かない。
「酎ハイ」をおかわりして、「餃子」をオーダー。
〆に「炒飯」か麺か、で迷ったが、結局「餃子」で落ち着く。これも多分、横丁側とで、味の違いはないだろう。
2つの顔を持つ、稀代の町中華、「岐阜屋」。次に来た時は、どっちに回るかって?
多分、線路側だと思う。
大瓶に蒸し鶏、ホッピーできくらげ炒め、締めはラーメンかチャーハン!出来ればニンニクラーメンが食いたいけどすごーく強烈なんだよなあ・・・・。今ならマスク生活だから大丈夫か???
線路側の方が断然、コの字っぽいね。天井が高いのは、床が低くなっているからだね。
>大瓶に蒸し鶏、ホッピーできくらげ炒め、締めはラーメンかチャーハン!
ゴールデンコースだね。
やっぱ、最初は大瓶か。
天気もいいし、なんだか今からでも行きたくなったけど、お酒がないとつらいかな。