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BASEBALL馬鹿 BLOG

モザイクの一球NO.0020 ~WBC追加召集!古田敦也~

2005-12-08 23:14:34 | モザイクの一球
 プロ野球もストーブリーグに入り、ワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)の話題がちらほら流れている。
 当ブログにて代表選手として予想したプレーヤーの中にも、岩瀬仁紀投手(中日)、福留孝介外野手(中日)のように出場に難色を示している例がみられる。
 だが、基本的には当ブログにおいて追加召集は認めない。
 プロ野球選手会が出場を認めたのだから特別な理由でもない限り、代替選手を選抜しない考えである。

 しかし、その中でシアトル・マリナーズのイチロー選手がWBCへの出場を快諾した、との報が流れてきた。
 これによってWBCに対する見方も大きく変わってこよう。メジャーリーグでも指折りの選手が出場を表明したのだから、大会の格付けが明確になり、出場に難色を示している選手も、そうは言っていられなくなるはずだ。
 しかも米国はドリームチーム結成ときた。
 これはいよいよ本格的な大会らしくなってきたね。

 さて、その中で城島健司捕手に関しては不出場の意向を汲み、追加召集を行うこととした。そもそも、メジャーリーグに慣れる時間に費やしたい、という理由がさっぱり理解できないのだが、(研究したいのなら、むしろ率先して出場して米国と対戦したほうが余程実になると思うのだが)米国移籍を控える身、ここは怪我をせず、外から大会を見るのも勉強になる、と考え当ブログの代表選考委員会は唯一例外を認めたのである。

 こうなってくると、城島捕手の代替招集で誰をよぶか、頭を悩ませる。
 11月24日付け日刊スポーツは里崎智也(千葉ロッテ)の名を挙げた。
 今季のポストシーズンの活躍を見てもなんとなくそのまま余勢を駆って選びたくもなってくる。
 確かに、城島の攻撃力を埋め合わすことができるキャッチャーを選出したくなる気持ちはよく分かる。
 だが、ここは捕手というポジションの原点に帰って選手を再考してみたい。
 捕手とは言うまでもなく守りの要である。
 経験と頭脳、そしてナインの精神的存在を兼ね備えた選手として古田敦也(ヤクルト)を選手として追加召集することとした。

 異論はそれぞれあるだろう。
 身体的な衰えから肩の弱さやバッティングのキレなど不安な要素もある。
 だが、それらを差し引いても、古田選手の永年の経験に勝るものはない。
 なんてったって88年ソウル五輪の銀メダリストだ。
 今季は昨オフの選手会長に業務に身を粉にして駆け回ったため、疲れが出たが、04年シーズンはベストナインにゴールデングラブまで貰っている。
 
 この選手以外は考えられない。


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