名古屋の某中華で悪い油の料理を食べた後、なんだかみるみる体調が悪くなり、名古屋出張恒例の「チャオ」に行く気にもなれず、帰京。その後、寝込んだ。
ようやく、体調が良くなり、ちょっと試運転のつもりで出掛けたのが、「杯一」。暖簾をくぐって店内に入ると、お店は意外に混んでいた。その中で、異彩を放っていたのが、熟女4人組。とにかく、うるさい。自分はタイミング悪く、その4人組入店直後に、店に入ってしまった。
店内で客あしらいする人もいつもと違っていた。「杯一」は今回で4回目の入店だが、初めて見る女性だった。熟女4人組は、その女性を「ママ」と呼んだ。どうやら、お友達らしい。ママは、熟女4人組の注文に忙殺され、自分がお店に入ったことも気づかない。
やれやれ。
熟女4人組が注文を完了させるのに、10分程度は待った。やれ「アルコールなしの豆乳」だとか、いろいろイレギュラーなオーダーをしていた。一通り、注文が終わったとみて、自分は、「ホッピー」白をオーダーすると、ママは「ちょっと待って」と言った。まだ待たなければならないかと、ちょっとイラっとした。「ホッピー」だけなんだから、「あいよ!」と言っておけばいいんじゃないかなって。
結局、その5分後に、ママはまたオーダーを聞きにきて、「ホッピー」白と、「キャベ玉」を改めて頼んだ。
やれやれ。
ただ、ママはオーダーを聞いても返事はしなかった。「ホッピー」はすぐに来たが、「キャベ玉」は当然しばらく時間がかかる。ところが、十数分後に、厨房から声が聞こえてきた。
「キャベ玉の注文はいくつ?」と厨房。
「今、一つよ」とママが返した。
「さっき、キャベ玉って聞こえたけど」。
「いや、言ってないよ」。
「そう?」
「そう」。
なんか、嫌な予感がしたから、自分の手元に来ていた伝票を確認した。すると、しっかり「キャベ玉」と書かれていて、ひとまず安心した。ところが、その後ママが急に、店内の客の伝票を見るような行動を始めた。そして、自分の伝票を見ると血相が変わり、厨房に行って、小さな声で、「キャベ玉、もうひとつね」と言った。
やっぱ、か。
ママ、大丈夫かなと思ったいると、またやらかした。
熟女4人組の一人がオーダーした、豆乳に「アルコールが入ってるよ」となった。
「入れてないわよ」と言い張ったが、熟女4人が味見して、「入ってるよ」となり、「無意識に入れちゃったんじゃないの?」でダメ押しされたら、それから少し無言になった。
大丈夫かな、ママ。
前述した通り、「杯一」にはこれまで3回来たが、その3回ともいた女性はこの日いなかった。けれど、この女性の方がオーダーは間違いなく通り、安心感はあった。でも、こうしてママを訪ねてお客さんが来るのは間違いなかった。
〆は「焼きそば」。
なんか、前回オーダーした時よりもボリュームがあって、しかも味も良かった。まさか、この日は厨房のメンバーも違ったのか。なんだか、他の店に来たような気がした。
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