
盛岡インターからクルマを飛ばす。
どこをどのように走っているのか、もう分からない。
御所湖という湖に出た。雨で湖面が煙っている。
4月も中旬なのに、この寒さはちょっと異常だ。
早く、温かい温泉で温まりたい。
インターを降りて30分、信号はただの2つ。
着いた先は「ホテル 森の風」。
ライトアップに浮かぶ建物はヨーロッパの城のよう。
客室に通されて、すぐに風呂へ。
「森のしずく」。
雫石とかけたネーミングに心が躍る。
だが、肝心の浴室が遠かった。
2階に下りて、別館へ。その間、約10分は歩いただろうか。
途中、まるで廃墟のような真っ暗な室内プールの前を横切った。
「けんじワールド」。
宮沢賢治の「けんじ」だろうか。
廃墟に見えたのは、ただ営業していなかったから。
だが、人のいない屋内プールは、ただただ不気味だった。
「銀河温泉」も宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」から来ているのだろう。
だが、8種類のお風呂に「銀河」は感じられない。
「アルカリ性単純泉」。
装飾は凝っているが、どれも似たり寄ったり。
都会のスーパー銭湯に極めて似ている。
「森のしずく」という名称はどこへやら。
広いのはいい。
ゆったりできるのもいい。
だが、これもホテルのうちのアトラクションのようで、なんとも味気ない。
スキー帰りなら、ちょっとは感じ方が違ったかも。
でも、ここ雫石は有名なスキー・スノボのスポット。
こういう温泉の方が好まれるのだろうね。
※風呂の写真は「ホテル 森の風」のホームページより
どこをどのように走っているのか、もう分からない。
御所湖という湖に出た。雨で湖面が煙っている。
4月も中旬なのに、この寒さはちょっと異常だ。
早く、温かい温泉で温まりたい。
インターを降りて30分、信号はただの2つ。
着いた先は「ホテル 森の風」。
ライトアップに浮かぶ建物はヨーロッパの城のよう。
客室に通されて、すぐに風呂へ。
「森のしずく」。
雫石とかけたネーミングに心が躍る。
だが、肝心の浴室が遠かった。
2階に下りて、別館へ。その間、約10分は歩いただろうか。
途中、まるで廃墟のような真っ暗な室内プールの前を横切った。
「けんじワールド」。
宮沢賢治の「けんじ」だろうか。
廃墟に見えたのは、ただ営業していなかったから。
だが、人のいない屋内プールは、ただただ不気味だった。
「銀河温泉」も宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」から来ているのだろう。
だが、8種類のお風呂に「銀河」は感じられない。
「アルカリ性単純泉」。
装飾は凝っているが、どれも似たり寄ったり。
都会のスーパー銭湯に極めて似ている。
「森のしずく」という名称はどこへやら。
広いのはいい。
ゆったりできるのもいい。
だが、これもホテルのうちのアトラクションのようで、なんとも味気ない。
スキー帰りなら、ちょっとは感じ方が違ったかも。
でも、ここ雫石は有名なスキー・スノボのスポット。
こういう温泉の方が好まれるのだろうね。
※風呂の写真は「ホテル 森の風」のホームページより
施設の作りが、一般的なスーパー銭湯とかに著しく似ているからそう思ったんだろうね。
そんなスーパー銭湯でも今時は銭湯毎に何らかの売りとか特徴とか出してるのに、泉質もごく普通で、施設も一般的となると、中々ホテルとしては厳しいだろうねえ。
あと、入浴施設まで10分も歩かないといけないなんて、それでなくても冬場寒い地域だろうに、これまた辛いねえ。
建物が欧州的な外観なんだったら、お風呂もいっそのことギリシャのテルメ風とかにすれば良かったかもね。
とか思いつつ、そういうとこのホテルかなりでかそうだなと思って、ちょっとホテルのHP見てみたら、本館に、和風・洋風の大浴場・大露天がある硫黄泉とか、テルメ風の洋風風呂とかもあるねえ。師は硫黄泉の方は行かなかったのかな?
しかし、いいホテルに泊まってんねえ、師よ。
そっくりだと思うよ。
でも、まぁ広い風呂はいいよね。
それだけで本当はOKだけれど、ちょっとけなしたくなるんだよね。
せっかく盛岡まで行ってるんだし。
硫黄泉には行ってないんだ。
ちょっと後悔しているよ。
実は、親戚の喜寿の祝いで招待されたんだ。
だから、宿泊費はタダだったってわけさ。
しかし、さすがケチケチ団。
高そうなホテルに泊まると、師も指摘するんだね(苦笑い)。
けど、ほんと一般的なスーパー銭湯の作りに非常に似てると思うよ。多分施工業者が一緒とかなんじゃないかなあ。
なお、ホテルについての突っ込みは仕事で行ったんだと思ったから、「このご時世に結構経費使えんだなあ・・・。」って思ったから。
ケチケチ団員として「ここは突っ込みどころだ!」って思ったからね。(笑)
ウチの会社はシビアだから、ここに泊まったらクビだろうな。
しかし、ケチケチ団は、今も健在だな。
あぁ、京都行きたいよ。
放射能のない京都に。