
今や、「サイゼリヤ」は、重要な酒場になった。だって、弊社のパートさんのお姉さんらも口を揃えて、こう言う。「サイゼリヤは最高」と。
そのお姉さん方から、いろいろ情報をきいた。曰く、「裏メニューがいっぱいあるよ」って。
今回、その裏メニューには手をつけなかったが、新しい発見があった。
店舗が、これまでの分煙から、全面禁煙に踏み切ったのだ。これは画期的なことである。国会が受動喫煙に及び腰な中、民間主導で飲食店の完全禁煙が広がっていくというのは、ある意味感動的ですらある。とにかく、「サイゼリヤ」には、拍手を送りたい。
一方、ピザの相場を下げたという意味でも、「サイゼリヤ」は革新的だった。これまでの、国内ピザ市場は、デリバリーピザの一人勝ちだった。しかも、それらが、一枚2,000円以上するものだから、たちが悪い。ともすれば、鮨よりも高価である。それが、「サイゼリヤ」では、僅か400円。味も悪くないし、ワインのお供には、ちょうどいい。
ワインもデキャンタ(500ml)がたった400円。ピザとワインだけでも1,000円しないのたがら、いわゆる千ベロのカテゴリーにも入りそうだ。
以前、「サイゼリヤ」のピザといえば、「マルゲリータ」を頼んできたが、今は違う。
「真イカとアンチョビのピザ」。
「マルゲリータ」と同じく399円のピザだ。
これが、実にアンチョビの塩味が効いて、本当にうまい。しかも、食べ応えも充分。
たった800円で、ワインとピザ。
全面禁煙に踏み切った「サイゼリヤ」。
その英断に、まずは拍手を送りたい。
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