
「空腹に日本酒はきく~っ」。
と呟くH谷川さんの一言にわたくし熊猫刑事とY澤さんが頷く。
東京駅大丸デパートの地下に出現した「吟醸バー 蔵66」で一口日本酒を飲んだ際の我々の率直な感想だ。
日本吟醸酒協会が運営するアンテナショップ「吟醸バー」にはなにしろ日本酒以外の飲み物は用意されていない。
ならし運転なし、いきなり日本酒スタートのエンジン全開にならざるをえないのだ。
産地直送の各種肴も用意されているというのに、出てきたものはほんのちょっぴりの酒のアテ。
この日は、岡山県名産の「ままかり」にほたるイカの酢味噌和えなどなど。
これじゃぁ、仕事帰りの我々には満足できない。
仕方なく、チビリとやっていたが、腹が減っての日本酒は胃にズシリとショックを与え、そのまま濃度の濃いアルコールが血流に乗って、即効で脳へと届いた、という感じで、二口目くらいには、おっさん3人ややほろ酔い加減になっていたのだ。
たくさんある銘柄からわたくしがまず初めにチョイスしたお酒は「純米大吟醸 長寿あらばしり生酒」(300円)。実は今これを書いている段になって気づいたのだが、メモした手が震えて、どうやら銘柄を誤記したらしい。多分こんな酒は存在しない(まき子さん情報下さい)。正確な銘柄はとっくに忘却の彼方に忘れ去られているが、このお酒がかなりフルーティな味わいだったことは覚えている。
店は完全立ち飲みスタイル。
店内はやや暗がりでお洒落な雰囲気を漂わせている。
東京駅地下ということもあり、労働者系のお客は皆無。奥様を同伴したロマンスグレー(死語)や若い女性2人組が多く詰め掛けている。
そこにおっさん3人組が、手を震わせながら飲んでいる、といった状況だ。
注文方法は「その都度方式」。
カウンターに行って、好きな日本酒と肴を注文する仕組み。
我々はクーポンを購入した。
確か、クーポンは2000円分購入すると2100円分のチケットになって100円ほどお得になる。
ここはチケットを買って対応したい。
ちなみに同店のホームページにはドリンク1杯無料券があるので、同店に窺う際はチケットを印刷して持参すべし。
お酒の値段は300円から400円。
グラスで供されるお酒の量は1合も入っていない感じ。
5勺から6勺といったところだろうか。
全国の吟醸酒を飲めるのならば、この金額は安い。
さて、1杯目を飲み干して2杯目に。
次に選んだのは「純米大吟醸 日下無双」(村重酒造㈱)。
妻の実家、山口県のお酒だ。
1杯目のお酒よりもズッシリした感じ。だが、そんなに甘いとも感じない。
さて、このお酒には瀬戸内で獲れたサッパ、つまり「ままかり」が合うのではないか、とワクワクしながらお皿に箸を伸ばすと、「ないっ!」「ままかりがないっ」。
くそぅ、誰が一体!
と思って目の前の2人の顔を見てみると、H谷川さんの口元に「ままかり」の尾っぽがみえる。
僅かに遅かったか。
わたし、平静を装っていたが、内心穏やかではなかった。
この「ままかり」をかなり楽しみにしていたのだ。
それにしても、お腹が減った。
店を出て目の前のラーメン激戦地で熱い一杯を食べようか、と思うくらいに腹が減った。
それぞれお酒を2杯飲んだところで、店を出ることにした。
教訓として、この言葉を読者の皆様に授けよう。
「吟醸バー 蔵66」は2軒目のお店として訪れるのがいい。
ある程度、ビールで口を湿らせ、いくらかお腹を落ち着かせたところで訪れれば最高に幸せな気分になれるだろう。
だが、我々のように1軒目でいきなりいくと空腹にズン!とお酒を流し込み、せっかくの日本酒の最高峰たちを愉しめなくなる。
お店は10月までの限定出店。
お奨めのお酒が、週変わりで登場。中には特別に醸造した希少なお酒も出てくるようなので要チェックだ。
時間さえあれば、わたしも毎週顔を出したい酒場である。
ちなみに、この後我々一行は不完全燃焼のまま東京駅地下をさまよい、「キリンシティ」に入店。
待望のビールを飲んだ。
ここも他では飲めない限定醸造のビールばかり。
今晩の我々はなかなか普段は飲むことができないスペシャルなもので乾杯しましたとさ。
しかし、日本酒→ビールって順番逆じゃん!
と呟くH谷川さんの一言にわたくし熊猫刑事とY澤さんが頷く。
東京駅大丸デパートの地下に出現した「吟醸バー 蔵66」で一口日本酒を飲んだ際の我々の率直な感想だ。
日本吟醸酒協会が運営するアンテナショップ「吟醸バー」にはなにしろ日本酒以外の飲み物は用意されていない。
ならし運転なし、いきなり日本酒スタートのエンジン全開にならざるをえないのだ。
産地直送の各種肴も用意されているというのに、出てきたものはほんのちょっぴりの酒のアテ。
この日は、岡山県名産の「ままかり」にほたるイカの酢味噌和えなどなど。
これじゃぁ、仕事帰りの我々には満足できない。
仕方なく、チビリとやっていたが、腹が減っての日本酒は胃にズシリとショックを与え、そのまま濃度の濃いアルコールが血流に乗って、即効で脳へと届いた、という感じで、二口目くらいには、おっさん3人ややほろ酔い加減になっていたのだ。
たくさんある銘柄からわたくしがまず初めにチョイスしたお酒は「純米大吟醸 長寿あらばしり生酒」(300円)。実は今これを書いている段になって気づいたのだが、メモした手が震えて、どうやら銘柄を誤記したらしい。多分こんな酒は存在しない(まき子さん情報下さい)。正確な銘柄はとっくに忘却の彼方に忘れ去られているが、このお酒がかなりフルーティな味わいだったことは覚えている。
店は完全立ち飲みスタイル。
店内はやや暗がりでお洒落な雰囲気を漂わせている。
東京駅地下ということもあり、労働者系のお客は皆無。奥様を同伴したロマンスグレー(死語)や若い女性2人組が多く詰め掛けている。
そこにおっさん3人組が、手を震わせながら飲んでいる、といった状況だ。
注文方法は「その都度方式」。
カウンターに行って、好きな日本酒と肴を注文する仕組み。
我々はクーポンを購入した。
確か、クーポンは2000円分購入すると2100円分のチケットになって100円ほどお得になる。
ここはチケットを買って対応したい。
ちなみに同店のホームページにはドリンク1杯無料券があるので、同店に窺う際はチケットを印刷して持参すべし。
お酒の値段は300円から400円。
グラスで供されるお酒の量は1合も入っていない感じ。
5勺から6勺といったところだろうか。
全国の吟醸酒を飲めるのならば、この金額は安い。
さて、1杯目を飲み干して2杯目に。
次に選んだのは「純米大吟醸 日下無双」(村重酒造㈱)。
妻の実家、山口県のお酒だ。
1杯目のお酒よりもズッシリした感じ。だが、そんなに甘いとも感じない。
さて、このお酒には瀬戸内で獲れたサッパ、つまり「ままかり」が合うのではないか、とワクワクしながらお皿に箸を伸ばすと、「ないっ!」「ままかりがないっ」。
くそぅ、誰が一体!
と思って目の前の2人の顔を見てみると、H谷川さんの口元に「ままかり」の尾っぽがみえる。
僅かに遅かったか。
わたし、平静を装っていたが、内心穏やかではなかった。
この「ままかり」をかなり楽しみにしていたのだ。
それにしても、お腹が減った。
店を出て目の前のラーメン激戦地で熱い一杯を食べようか、と思うくらいに腹が減った。
それぞれお酒を2杯飲んだところで、店を出ることにした。
教訓として、この言葉を読者の皆様に授けよう。
「吟醸バー 蔵66」は2軒目のお店として訪れるのがいい。
ある程度、ビールで口を湿らせ、いくらかお腹を落ち着かせたところで訪れれば最高に幸せな気分になれるだろう。
だが、我々のように1軒目でいきなりいくと空腹にズン!とお酒を流し込み、せっかくの日本酒の最高峰たちを愉しめなくなる。
お店は10月までの限定出店。
お奨めのお酒が、週変わりで登場。中には特別に醸造した希少なお酒も出てくるようなので要チェックだ。
時間さえあれば、わたしも毎週顔を出したい酒場である。
ちなみに、この後我々一行は不完全燃焼のまま東京駅地下をさまよい、「キリンシティ」に入店。
待望のビールを飲んだ。
ここも他では飲めない限定醸造のビールばかり。
今晩の我々はなかなか普段は飲むことができないスペシャルなもので乾杯しましたとさ。
しかし、日本酒→ビールって順番逆じゃん!
楽しみにしてるんで更新頑張って下さいね!
僕のブログではターバン野口の折り方を紹介しています。
暇があったら是非どうぞ。
http://panicblog.blog109.fc2.com/?eid=595
ROMの方からコメントを頂けるとやっぱり嬉しいものです。
今後とも、居酒屋放浪記をよろしくお願いいたします。
ターバン野口の作り方動画、とっても分かりやすかったです。
まだ、試してませんが、一度ゆっくりやってみます。
このお店はまだ行ったことがありません~。
自分の場合、ハシゴをあまりしないで一軒でどっしり飲んでしまうので行かないだけなのかもしれないですが
一軒目では消化不良になりそうっす…
食い倒れてはいませんでしょうか。
さて、今晩我らがホッピー研究会は例のお寿司屋さんに突入します。
非常に楽しみです。
ところで、この本文にある「純米大吟醸 長寿あらばしり生酒」ってお酒は存在しませんよね。
多分、わたしのメモが不備だったんでしょう。
本当はどんな銘柄かお分かりになりますか?
「生酒」
は銘柄ではなく、簡単にいうと瓶に入れる状態のことを言うので、
「長寿」というキーワードで探してみると・・・
おそらく「琵琶の長寿」でしょうか。
吟醸バーのHPにも常設酒として載っていますし。
大阪出張にも関わらず、しっかりと調べていただいてホント感謝です。
重ねて御礼申し上げます。
昨夜、怪鳥とお寿司屋さんに突入しました。
今回はホッピーではなく、日本酒で攻めました。
かなり、よいお店でした。
是非、まき子さんにもお奨めしたいです。
今度、ぜひとも連れていってください♪
例のお店、是非行きましょう。
癖になりそうないい雰囲気ですよ。