10月14日の朝6時半、荒川水辺公園。
草野球の早朝練習だ。
この時間に集まった選手は8人。
誰もが野球馬鹿だ。
このチームに入って2年目のシーズンが終わろうとしている。
そして、間もなくわたしは野球に関する新たな進路に向かわなければならない。
だが、一向にそのテンションはあがらないのだ。
体の衰えをこれほどまでに思い知らされたシーズンはない。
「捕れる!」と思った打球には足がついていかず。
何度も転んではチームメイトを冷や冷やさせたりした。
足腰が弱ると上半身も鈍くなり、グラブ捌きにも影響を及ぼす。
守備だけではなく、それはバッティングにも波及するのだ。
この日の守備練習で左翼のポジションについたわたしの元にライナー性の打球が襲う。
安打にするか、前に出て捕球するか。
判断に迷う打球が2回も飛んできた。
わたしは躊躇することなく、前に突っ込んだ。
若い頃のイメージでは、捕れる打球だと思った。
だが、打球はわたしが走りこむ前に地上に落ちていくのが見える。
わたしはダイビングキャッチを試みた。
打球に追いつかないことを知りながら。
ダイブしてキャッチする選手が上手ではない。
難しい打球も難なく捕球できる選手が上手なのだという。
そんなプロ野球選手(メジャーリーガー)を5人選べと言えば、わたしは以下の選手を選ぶ。小学生から高校生まで彼らにのプレーはまさにお手本だ。
まず筆頭は文句なしでイチロー選手。
イチロー選手に関してはなにも言うことはない。
次は新庄剛氏。
強肩と抜群の身体能力は史上屈指といってもいい。
キャッチングの際、ジャンプして捕球するのもセクシーだ。
3番目は古い選手だが、阪神タイガースの北村照文氏。
この中堅手も高い身体能力でビッグプレーを生んだ。今だに記憶に残るくらいだから、相当凄かったのだろう。
4番目は中日ドラゴンズの福留孝介選手。
アテネ五輪のファインプレーといい、肩の強さといい、やはりこの人の名前は挙げなければなるまい。
最後の1人は悩んだ。
昨年まで楽天イーグルスに所属した飯田哲也選手か、往年の亀山努選手。
安定した守備と元捕手という強肩。そして、東京ドームの高いフェンスをジャンプして柵越えの打球を捕球しようと試みたあの跳躍力。
本当に素晴らしい選手だった。一方、亀山選手もガッツ溢れるプレーで阪神ファンだけでなくプロ野球ファンを唸らせた。
どちらも甲乙つけがたいので両者をわたしの記憶にのこる名選手としたい。
我らが広島カープの選手がだれもいないのは残念だが、この選手を見に球場へ行く価値はおおいにあっただろう。
彼らに共通するのが足が速く、強肩という点だ。
まさに外野手になるために生まれてきたようでもある。
しかも、彼らは持って生まれた身体能力に加え、常に努力と全力プレーを怠ることはない。
それが、またなによりも賞賛されるべきものでもある。
さて、わたしだが、当然ながら彼らほど足は速くなく、強肩なんかでもない。それどころか、わたしの遠投は恐らく40mくらいではないか。
そんな外野手が体の衰えを感じているさなか、磨いていかなければいけないのは次の2点だ。
ひとつは、打球への反応。
初めの一歩を早く踏み出し、素早く打球の落下点に入る。
次に次の動作を考えた捕球。すなわち、いかに早く送球への体勢に移れるか、その捕球体勢も磨いていかなければならない。
歳をとって、体に衰えが出てくるのは誰もが避けられない事実である。
そこをカバーするパフォーマンスもきっとあるに違いない。
来季はアンチエイジングなプレーがテーマである。
それは、もちろん打撃にも同じことがいえる。
草野球の早朝練習だ。
この時間に集まった選手は8人。
誰もが野球馬鹿だ。
このチームに入って2年目のシーズンが終わろうとしている。
そして、間もなくわたしは野球に関する新たな進路に向かわなければならない。
だが、一向にそのテンションはあがらないのだ。
体の衰えをこれほどまでに思い知らされたシーズンはない。
「捕れる!」と思った打球には足がついていかず。
何度も転んではチームメイトを冷や冷やさせたりした。
足腰が弱ると上半身も鈍くなり、グラブ捌きにも影響を及ぼす。
守備だけではなく、それはバッティングにも波及するのだ。
この日の守備練習で左翼のポジションについたわたしの元にライナー性の打球が襲う。
安打にするか、前に出て捕球するか。
判断に迷う打球が2回も飛んできた。
わたしは躊躇することなく、前に突っ込んだ。
若い頃のイメージでは、捕れる打球だと思った。
だが、打球はわたしが走りこむ前に地上に落ちていくのが見える。
わたしはダイビングキャッチを試みた。
打球に追いつかないことを知りながら。
ダイブしてキャッチする選手が上手ではない。
難しい打球も難なく捕球できる選手が上手なのだという。
そんなプロ野球選手(メジャーリーガー)を5人選べと言えば、わたしは以下の選手を選ぶ。小学生から高校生まで彼らにのプレーはまさにお手本だ。
まず筆頭は文句なしでイチロー選手。
イチロー選手に関してはなにも言うことはない。
次は新庄剛氏。
強肩と抜群の身体能力は史上屈指といってもいい。
キャッチングの際、ジャンプして捕球するのもセクシーだ。
3番目は古い選手だが、阪神タイガースの北村照文氏。
この中堅手も高い身体能力でビッグプレーを生んだ。今だに記憶に残るくらいだから、相当凄かったのだろう。
4番目は中日ドラゴンズの福留孝介選手。
アテネ五輪のファインプレーといい、肩の強さといい、やはりこの人の名前は挙げなければなるまい。
最後の1人は悩んだ。
昨年まで楽天イーグルスに所属した飯田哲也選手か、往年の亀山努選手。
安定した守備と元捕手という強肩。そして、東京ドームの高いフェンスをジャンプして柵越えの打球を捕球しようと試みたあの跳躍力。
本当に素晴らしい選手だった。一方、亀山選手もガッツ溢れるプレーで阪神ファンだけでなくプロ野球ファンを唸らせた。
どちらも甲乙つけがたいので両者をわたしの記憶にのこる名選手としたい。
我らが広島カープの選手がだれもいないのは残念だが、この選手を見に球場へ行く価値はおおいにあっただろう。
彼らに共通するのが足が速く、強肩という点だ。
まさに外野手になるために生まれてきたようでもある。
しかも、彼らは持って生まれた身体能力に加え、常に努力と全力プレーを怠ることはない。
それが、またなによりも賞賛されるべきものでもある。
さて、わたしだが、当然ながら彼らほど足は速くなく、強肩なんかでもない。それどころか、わたしの遠投は恐らく40mくらいではないか。
そんな外野手が体の衰えを感じているさなか、磨いていかなければいけないのは次の2点だ。
ひとつは、打球への反応。
初めの一歩を早く踏み出し、素早く打球の落下点に入る。
次に次の動作を考えた捕球。すなわち、いかに早く送球への体勢に移れるか、その捕球体勢も磨いていかなければならない。
歳をとって、体に衰えが出てくるのは誰もが避けられない事実である。
そこをカバーするパフォーマンスもきっとあるに違いない。
来季はアンチエイジングなプレーがテーマである。
それは、もちろん打撃にも同じことがいえる。
師のこの文章がなければ、思い出すことはなかったかもしれないよ。
さて、おっさんになってからのスポーツというのは、体力低下との戦いともいえるだろうね。
もう、基本的に豪腕や豪速っていうのは望めない訳だから、老練な経験ゆえの、効率の良い流れるような、無駄のない動きでカバーするしかないのではなかろうかと思うよ。
北斗神拳で例えると、(何でそんなもので例える?(苦笑))トキのような、力技でないきれいに受け流すような動き、そんな感じを俺は目指していたりするよ。
ただ、そうであれやっぱり基礎体力の低下を防ぐ必要はあるよね。俺も、とりあえずメタボボディをなんとかしないとなあ・・・。
だって、阪神タイガースの情報番組に彼は出ているようだし。
しかし、カープファンのわたしが選んだこの人選に何故カープの選手が出てこないか、非常に残念だなぁ。
わたしの記憶の限り、カープの外野手で一番うまかったのは元祖背番号0、長島清幸選手かな。とにかく、キャッチングが上手だった。
自分が野球を見始めた頃、山本浩二選手は34歳でもうよぼよぼだった。
基礎体力の低下防止策は日々の鍛錬だね。
やっぱり毎日バット振ってなければダメなんだなぁ。