
仕事のパートナーであるY澤さんと久々に飲むことに。前回、小岩の「源八船頭」はY澤さんのホームグラウンドであったことから、今回はわたしのホームで。
まずは、上野アメ横の立ち飲み「カドクラ」でちょっと口を湿らせてから、上野広小路の「加賀屋」へ。
上野に大衆酒場は数々あれど、落ち着ける酒場はあまりない。
「大統領」に行くか、いやいやこの時間ではもう座れないだろう。アメ横界隈はもう絶望的だ。では、「居酒屋さすらい」の第4回目のアワードを獲得した「末広町 八」はどうか。ちょっと、大衆的とはいえない酒場である。ではでは、立ち飲み屋は?もはや「カドクラ」で、我々おっさんの足腰は悲鳴をあげている。
そこで、思いついたのが約9ヶ月前に行った上野広小路の「加賀屋」である。
大衆度100%。料理も酒も、そして人も全ていい。三拍子揃った店だ。
しかも、あんまり混んでいない(笑)。
店に着くと、案の定余裕で座れた。
わたしはホッピー(380円)、Y澤さんは「ウメサワー」(350円)。
つまみは、もちろん「煮込み」(400円)である。
加賀屋の「煮込み」は間違いない。秘伝の味と製法を今に伝える伝統の味である。何が伝統か分からないが、同店チェーンが「特製」と銘打つだけはある。とにかく、食べてみればすぐに分かるはずだ。
わたしは今はなき、新橋の「加賀屋」(現在の店とは違う)で、ホッピーと「煮込み」の虜になった。言わばホッピーと煮込み道を歩き始めたのは「加賀屋」のせいである。
もっと言ってしまえば、昨秋の健康診断で脂肪肝と診断されたのも、「加賀屋」のせいといってもいい。
さて、話は脇に逸れたが、伝説のホッピーと「煮込み」は、やはりさすがと唸らざるをえなかった。しょう油と味噌味をベースとした程よくテロテロのスープに微妙に苦いホッピーが口を洗い流してくれる。
残念ながら、ホッピーは2冷。しかも、ナカはキンミヤではないが、それはそれで問題はない。
「煮込み」と共に頼んだのが串焼き。シロとハツとタンを各1本ずつ(3本で300円)。必然といえば必然だが、「煮込み」のうまい店は串焼きもうまい。1本100円は値千金である。
気がつけば、ホッピーを飲み干してしまい、さてどうするかと思っていたら、目の前のY澤さんの飲む「ウメサワー」がいかにも涼しそうでうまそうに見える。
実は、これがまた傑作だった。
焼酎とウメエキスがセパレートになって出てくるのだ。しかも両者とも瓶詰め。今時、こういうものを製造しているところがあるのだなと感心してくる。
まさか、「天羽飲料」の割材かと思って瓶を眺めていると、そうではなかった。メーカー名は失念してしまったが、日本の中小企業、ところがどっこい!である。
まるで夏祭りのビー玉のような、紫だった色をした「ウメサワー」はグラスを覗いているだけで、清涼感が伝わってくる。しかも、飲み口も極めてマイルドでついすいすい。
気がつけば、もうどれくらい時間が経っただろうか。ついつい、Y澤さんとおしゃべりをしすぎてしまった。
周囲を見渡すと、お客の数もまばらになっている。
テーブルにはウメサワーをお代わりした形跡が残っている。
実は、もうへべれけだ。
後日、Y澤さんから「お酒弱いね」とポツリ。
年を経る毎に酒が弱くなっている。これも基はと言えば「加賀屋」の「煮込み」とホッピー、そして同店が醸す雰囲気のせいだ(なんのこっちゃ)。
なんか、安心してどんどん飲まされちゃうんだもの。
■居酒屋放浪記 0368 - Hoppy クリスマス09! - 「加賀屋 上野広小路店」(台東区上野)
まずは、上野アメ横の立ち飲み「カドクラ」でちょっと口を湿らせてから、上野広小路の「加賀屋」へ。
上野に大衆酒場は数々あれど、落ち着ける酒場はあまりない。
「大統領」に行くか、いやいやこの時間ではもう座れないだろう。アメ横界隈はもう絶望的だ。では、「居酒屋さすらい」の第4回目のアワードを獲得した「末広町 八」はどうか。ちょっと、大衆的とはいえない酒場である。ではでは、立ち飲み屋は?もはや「カドクラ」で、我々おっさんの足腰は悲鳴をあげている。
そこで、思いついたのが約9ヶ月前に行った上野広小路の「加賀屋」である。
大衆度100%。料理も酒も、そして人も全ていい。三拍子揃った店だ。
しかも、あんまり混んでいない(笑)。
店に着くと、案の定余裕で座れた。
わたしはホッピー(380円)、Y澤さんは「ウメサワー」(350円)。
つまみは、もちろん「煮込み」(400円)である。
加賀屋の「煮込み」は間違いない。秘伝の味と製法を今に伝える伝統の味である。何が伝統か分からないが、同店チェーンが「特製」と銘打つだけはある。とにかく、食べてみればすぐに分かるはずだ。
わたしは今はなき、新橋の「加賀屋」(現在の店とは違う)で、ホッピーと「煮込み」の虜になった。言わばホッピーと煮込み道を歩き始めたのは「加賀屋」のせいである。
もっと言ってしまえば、昨秋の健康診断で脂肪肝と診断されたのも、「加賀屋」のせいといってもいい。
さて、話は脇に逸れたが、伝説のホッピーと「煮込み」は、やはりさすがと唸らざるをえなかった。しょう油と味噌味をベースとした程よくテロテロのスープに微妙に苦いホッピーが口を洗い流してくれる。
残念ながら、ホッピーは2冷。しかも、ナカはキンミヤではないが、それはそれで問題はない。
「煮込み」と共に頼んだのが串焼き。シロとハツとタンを各1本ずつ(3本で300円)。必然といえば必然だが、「煮込み」のうまい店は串焼きもうまい。1本100円は値千金である。
気がつけば、ホッピーを飲み干してしまい、さてどうするかと思っていたら、目の前のY澤さんの飲む「ウメサワー」がいかにも涼しそうでうまそうに見える。
実は、これがまた傑作だった。
焼酎とウメエキスがセパレートになって出てくるのだ。しかも両者とも瓶詰め。今時、こういうものを製造しているところがあるのだなと感心してくる。
まさか、「天羽飲料」の割材かと思って瓶を眺めていると、そうではなかった。メーカー名は失念してしまったが、日本の中小企業、ところがどっこい!である。
まるで夏祭りのビー玉のような、紫だった色をした「ウメサワー」はグラスを覗いているだけで、清涼感が伝わってくる。しかも、飲み口も極めてマイルドでついすいすい。
気がつけば、もうどれくらい時間が経っただろうか。ついつい、Y澤さんとおしゃべりをしすぎてしまった。
周囲を見渡すと、お客の数もまばらになっている。
テーブルにはウメサワーをお代わりした形跡が残っている。
実は、もうへべれけだ。
後日、Y澤さんから「お酒弱いね」とポツリ。
年を経る毎に酒が弱くなっている。これも基はと言えば「加賀屋」の「煮込み」とホッピー、そして同店が醸す雰囲気のせいだ(なんのこっちゃ)。
なんか、安心してどんどん飲まされちゃうんだもの。
■居酒屋放浪記 0368 - Hoppy クリスマス09! - 「加賀屋 上野広小路店」(台東区上野)
あれから加賀屋へは知り合いと2度ほど行きました。御徒町の300円均一店へ行ったあと、飲み直し的に行った感じで・・・
やはりウメサワーを何杯か、けっこう酔いました^^;
次は立石でしょうか(笑)
お世話になっております。
加賀屋には2回も来られてましたか!御徒町には山手線の外側にも加賀屋がありますが、そちらも行ってみたいです。
300円均一の店は「さんまる」ですね。あそこの「煮込み」はかなりいけます。「加賀屋」の煮込みよりもわたしは好きです。
立石!
いいですね。
早く仕事をすっきりさせて実現したいです。