本橋さんの写真に心を打たれた。現場で撮っているという確かな感触が写真の奥から見えてくる。 「あとがきにかえて」の中で本橋さんは、このような言葉を書いている。 写真は上手とか下手ではなく、どのように写真との関係に自分が関われるかと。 過日、カメラマンを目指していたという友人の言葉にハッとさせられた。 「そこにいなければ、その写真は撮れない」。 文章は頭の中でも書けるが、写真はそうではない。そこにいなければいけないのだ。 現場にいることがとりわけ重要になってくる。 . . . 本文を読む
本を読む楽しさを伝えてくれる本。 芸人ピースの又吉が書いた「第2図書係補佐」。 「杳子」はさすがに涙した。 ここまで、自分の内面を精緻に表現できるその豊かな筆致。 素晴らしい。 . . . 本文を読む