VERVE盤でJACY PARKERの“SPOT LIGHT ON”1962年録音・レコード重量140g
予備知識もなく何となく購入したアルバムが思いもかけずに自分の好みのものであったりすると、安い買い物をしたような気がしたり、どこか浮き浮きとした幸せな気分を味わった人はたくさんいらっしゃると思います。今日のアルバムは私にとってそんなアルバムです。彼女は5歳でピアノを弾き始め17歳の時にシカゴでトリオに加わりピアノを演奏していました。ライナーノートにある彼女の回想を読むとジョージシアリングのピアノを聴いてからは彼のように弾きたいと思い彼のスタイルに近づこうとしたと言っています。その後にN.Y.に出てジュリアード音楽院で学んだ後にN.YやN.J.のクラブで演奏していた頃にLEE MAGRIDというマネージャーに見いだされN.Y.市内の有名クラブで演奏するようになりました。当時、最初はシンガーとしての活動だったのですが、そのうちに“自分はシンガーだけというのは好きじゃない”との意識が強くなりピアノも再び弾くようになったようです。彼女のピアノプレイは女性特有のものではなく、彼女自身がピーターソンやビリーテイラー、ホレスシルバーが好きだったらしく、また彼女自身が“強く弾くのが好き”と言うだけあって男性的なピアノプレイに感じられます。このアルバムでも自らピアノも弾いています。彼女のボーカルですが軽快で歯切れが良くその上に温かみのある歌を聴かせてくれます。A-1のI THOUGHT ABOUT ITの出だしがAHA~ AHA~と始まるのですが、どうもこの出だしだけが個人的趣味に合わないのですが、その他は楽しく聴かせてくれます。このアルバムでのkuirenの好みをあえて上げるとA-3のHERE COMES TROUBLE AGAIN、B-5のYOU MEAN OLD WORLDあたりでしょうか。彼女はピアノを強く弾くのが好きと語っていましたが、このあたりが彼女の個性かとも思いますが、もう少しだけ情感が深く入ると申し分なくもっと売れていたのでは思いますが、無い物ねだりしてもせんない事ですね。このアルバムで良しとしましょう。
パーソナルは, JACY PARKER(vo & p), DON CINDERELIA(b), ERNIE ROYAL(trp), ROY JAMES(ds), STICK EVANS(ds)
収録曲
A面
1, I THOUGHT ABOUT IT
2, GUESS WHO I SAW TODAY
3, HERE COMES TROUBLE AGAIN
4, MY SHIP
5, TIME AFTER TIME
6, YOU'RE THE CREAM IN MY COFFEE
B面
1, I LIKE THE LIKES OF YOU
2, SWEET WILLIAM
3, LONG GONE LOVE
4, IT'S YOU OR NO ONE
5, YOU MEAN OLD WORLD
6, BUT BEAUTIFUL
予備知識もなく何となく購入したアルバムが思いもかけずに自分の好みのものであったりすると、安い買い物をしたような気がしたり、どこか浮き浮きとした幸せな気分を味わった人はたくさんいらっしゃると思います。今日のアルバムは私にとってそんなアルバムです。彼女は5歳でピアノを弾き始め17歳の時にシカゴでトリオに加わりピアノを演奏していました。ライナーノートにある彼女の回想を読むとジョージシアリングのピアノを聴いてからは彼のように弾きたいと思い彼のスタイルに近づこうとしたと言っています。その後にN.Y.に出てジュリアード音楽院で学んだ後にN.YやN.J.のクラブで演奏していた頃にLEE MAGRIDというマネージャーに見いだされN.Y.市内の有名クラブで演奏するようになりました。当時、最初はシンガーとしての活動だったのですが、そのうちに“自分はシンガーだけというのは好きじゃない”との意識が強くなりピアノも再び弾くようになったようです。彼女のピアノプレイは女性特有のものではなく、彼女自身がピーターソンやビリーテイラー、ホレスシルバーが好きだったらしく、また彼女自身が“強く弾くのが好き”と言うだけあって男性的なピアノプレイに感じられます。このアルバムでも自らピアノも弾いています。彼女のボーカルですが軽快で歯切れが良くその上に温かみのある歌を聴かせてくれます。A-1のI THOUGHT ABOUT ITの出だしがAHA~ AHA~と始まるのですが、どうもこの出だしだけが個人的趣味に合わないのですが、その他は楽しく聴かせてくれます。このアルバムでのkuirenの好みをあえて上げるとA-3のHERE COMES TROUBLE AGAIN、B-5のYOU MEAN OLD WORLDあたりでしょうか。彼女はピアノを強く弾くのが好きと語っていましたが、このあたりが彼女の個性かとも思いますが、もう少しだけ情感が深く入ると申し分なくもっと売れていたのでは思いますが、無い物ねだりしてもせんない事ですね。このアルバムで良しとしましょう。
パーソナルは, JACY PARKER(vo & p), DON CINDERELIA(b), ERNIE ROYAL(trp), ROY JAMES(ds), STICK EVANS(ds)
収録曲
A面
1, I THOUGHT ABOUT IT
2, GUESS WHO I SAW TODAY
3, HERE COMES TROUBLE AGAIN
4, MY SHIP
5, TIME AFTER TIME
6, YOU'RE THE CREAM IN MY COFFEE
B面
1, I LIKE THE LIKES OF YOU
2, SWEET WILLIAM
3, LONG GONE LOVE
4, IT'S YOU OR NO ONE
5, YOU MEAN OLD WORLD
6, BUT BEAUTIFUL
色合いもいい感じで・・・
こういう雰囲気の女性の横顔って好きです。
長かったお休みも今日で終わり。
明日からいよいよ仕事です。
なんだかお正月ボケしてますね~
体もなまってるし。
さ、明日からがんばります!
お正月休みも明け明日から仕事との事。
またキレイな風景写真やおいしい物の接写を見せてください。
お仕事も頑張ってくださいませ。
I THOUGHT ABOUT ITの出だしのAHA~ AHA~も私的にはOKです。
きりっとした歌い方も好感が持てますね。
このアルバムも買ってから棚に入れっぱなしの感がありましたが、kuirenさんのおかげで久々にターンテーブル乗せることが出来ました。
さすがに、これもお持ちでしたか。
アルバムで買ってから一度聴いただけで棚に入れっぱなしという事は
私もよくあります。
なにかのきっかけで久し振りに聴いて最初に聴いた時と印象が違うという事も結構ありますね。
どのアルバムも万遍なく聴きたいところですが、時間が・・・。
でも,全体的にさらっと唄ってて好感が持てます。カバーも素晴らしいですよね。さすがebiさん,kuirenさんですね。こんな盤は当然所有しているって感じですかねぇ?
やはり総所有枚数から考えても所有されてて当然ですよね。
>さすがebiさん,kuirenさんですね。こんな盤は当然所有しているって感じですかねぇ?
ebiさんは当然でしょうが、私としては結構80点ぐらいの隠し玉ぐらいには考えていたのですが、やはりメジャーリーグでは通用しませんでした(笑)