ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ジャケットも上々の出来です!

2008年12月08日 | 女性ボーカルP,Q
MERCURY/MG25196/PATTI PAGE/JUST PATTI/10inch

パティー・ページの数あるアルバムの中でジャケットで選べと言われたらこの10インチ盤のJUST PATTIと12インチ盤のPAGE2を僕は選ぶのではないかと思えるくらいにジャケットが気に入っているアルバムです。勿論10インチ盤なら同じMERCURYのSO MANY MEMORIESのジャケットも味わいがあってお気に入りですが、JUST PATTIが陽ならSO MANY MEMORIESは陰を表現したジャケット代表だろうかなどと思ってます。このレコードMERCURYですし特別にレアでもないと思いますが、いざ入手しようと探すとなかなか出会えなかった思い出のあるアルバムです。国内通販で一度見た時はなぜか気が進まず見送りました。海外通販で見た時はジャケットに色々と書き込みがあってこれもパスしました。こんな出来の良いジャケットに書き込みがあるのは許せませんぞと探し始めて半年ぐらいして専門ショップにあったので入手できました。価格は高くはないアルバムですがジャケットがキレイなのを探そうとするとちょっと難儀するかもです。無理もないですよね1954年のアルバムですから既に50年以上前の品という事になりますから・・・。

PATTI PAGE、彼女のアルバムはどれを聴いてもがっかりする事はないと友人が言っていましたが、そのとおりだと思います。もっともジャズ味を求めて彼女のを聴くとアルバムによっては当てが外れるかも知れませんが、ボーカルの完成度という点からはどのアルバムを聴いてもハズレはなく彼女の歌い回しの上手さと洗練された色気を感じさせる彼女のボーカルには僕ではなくとも感服させられるのではないでしょうか。収録曲の内容で競えば本盤よりもSO MANY MEMORIESの方が佳作揃いで上回っているかも知れないですが、本盤のUNDER A BLANKET OF BLUEやSWEET AND LOVELYを聴くと彼女の柔らかさでやさしく包み込まれたような感覚になっている自分に気がつきます。20歳台後半の彼女のジャケットをいま眺めながら記事を書いているんですが、やっぱりええですね。

収録曲 A面/1, EVERYTHING I HAVE IS YOURS/2, DON'T BLAME ME/3, A GHOST OF A CHABCE/ 4, WE JUST COULDN'T SAY GOODBYE/ B面/1, I'M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU/ 2,TRY LITTLE TENDERNESS/3, UNDER A BLANKET OF BLUE/4,SWEET AND LOVELY/

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