ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Ellyn Rucker

2006年12月19日 | 女性ボーカルR
CAPRI盤でELLYN RUCKERの“ELLYN”1987年発売・レコード重量120g

彼女は1937年アイオワ州生まれで8歳の時からピアノを弾き始めました。ジャズに目覚めたのは13歳頃だそうです。ドレイク大学でクラシックピアノを学んだ後にコロラド州デンバーを中心に活動していたという事です。このアルバムは彼女のアルバムとしては初期のほうになるのではと思いますが正確には知りません。他に数枚のアルバムがあるようですが発売年は本アルバム以降のものが多いようですから。ヴォーカリストとピアニストのどちらで名が通っているのかは知りませんが、例によってジャケットで購入した1枚です。鳥の巣のような金髪ヘヤーを浮かび上がらせた写真は洒落ています。が よくよく見ると彼女の口元あたりには一定の年齢を感じさせるものがありますが、やむを得ない事情は別として魅力的なジャケットです。本アルバムは彼女のアルバムの中では一番出来の良いジャケットと思います。肝心の彼女のボーカルは柔らかく温もりを感じる声質ですが、私の好みから言うともう少し情感が感じられればさらに素晴らしいと思います。このアルバムの中ではB面の最後の最後の曲WONDER WHYが自宅でさも寛いでいるかのようなタッチでさらりと弾き語るのですが、ピアノとスキャットがピタリと合って好きであります。

パーソナルは, ELLYN RUCKER(p&vo), JOHN CLAYTON(b), JEFF HAMILTON(ds), PETE CHRISTLIEB(ts)

A面
1, IN YOUR OWN SWEET WAY
2, ONE MORNING IN MAY *
3, CLOSE ENOUGH FOR LOVE
4, NADINE'S WALTZ
B面
1, BLUES FOR BIG SCOTIA
2, 'ROUND MIDNIGHT *
3, THE NIGHT HAS 1000 EYES *
4, SOLO MEDLEY
a, PRISONER OF LOVE
b, BODY & SOUL
c, WONDER WHY *

*印が彼女のボーカル有り

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