ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

BEVERLY KELLY

2008年03月29日 | 女性ボーカルK
AUDIO FEDELITY/AFLP 1874/BEVERLY KELLY/BEVERLY KELLY SINGS/stereo

このビィバリー・ケニーは可愛い声のBEVERLY KENNEYと名前がよく似ていますね。間違いを防ぐためだと思いますが彼女はBEV KELLY(ベブ・ケリー)と呼ばれているようですが、アルバムではちゃんとBEVERLY KELLYと表記されています。こっちのBEVERLYは可愛いボーカルが売り物ではなく、よりジャズを聴かせるタイプです。彼女の声質はややハスキーで特に高音へ伸びていくときのカスレ具合が艶っぽさを感じさせます。本アルバムはスコット・ラファロがベースをつとめているという事でそちらから本アルバムを入手した方もいらっしゃるでしょうが、僕はアルバムを入手して聴いた後しばらくしてから、その事を知りました。ライナー・ノートにはWITH PAT MORAN TRIOとあるだけでメンバー紹介は全くされてないので当初は分かりませんでした。知ってからはよりベースの音が耳に入ってくるようになりましたが(苦笑)。収録されている曲目はスタンダードばかりで馴染があるためか聴きやすいと思いますし, 歌い込むタイプの彼女のボーカルが楽しめるアルバムです。僕のお気に入りはA-2のTHE MAN I LOVE, B-2のBUT NOT FOR MEやB-5のEMBRACEABLE YOUというあたりでしょうか。特にTHE MAN I LOVE では出だしがベースの先導で始まりしばらくは彼女のボーカルとベースで進行していくのが好きですね。曲名を挙げていないその他の曲も好演です。それから僕はこのレコードを実は2枚持っています。最初に入手したのはジャケット無しのレコードのみが販売されている時、もちろんジャケットなしという事で超特価安だったので入手、このレーベルがシルバー地に黒ロゴでAFSD-5874stereo。もう一枚は後で入手した写真を掲載したジャケット有りのアルバムに入っていたゴールド地に黒ロゴでAFLP-1874/mono。どちらもオリジナルだと思うのですが間違いでしょうか?またジャケットは人気の見開きジャケではなくごく普通のジャケットです。STEREOとMONOでレーベルの色を分けているのでしょうか?それともどちらかは後発盤でしょうか?ご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいのですが。最後に当たり前のことすぎて誠に恐縮ですがレコードにジャケットは絶対必要です。本アルバムもジャケットを手に取れば, 黒バックに彼女の白い肌がより冴えてキレイなジャケと思います。

パーソナル:BEVERLY KELLY(vo), PAT MORAN(p), SCOTT LAFARO(b), JOHNNY WHITED(ds)

収録曲:A面/LOVER COME BACK TO ME/ THE MAN I LOVE/ I GET A KICK OUT OF YOU/ I WISH I KNEW/ YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS/ I'M GLAD THERE IS YOU/ B面/ SOMETIMES I'M HAPPY/ YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC/ BUT NOT FOR ME/ THIS LOVE OF MINE/ EMBRACEBLE YOU/ SPRING IS HERE/

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2 コメント

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両方もすごいです (azumino)
2008-03-30 23:48:27
kuirenさん こんばんは

送別会、歓迎会のシーズンで毎晩遅くまで街を徘徊しています。今晩はようやくパソコンに向かうことができました。

プライスガイドで見ただけですが、このアルバムはモノとステレオが、それぞれ記されたナンバーで出ています。したがって、両方ともオリジナルのようです。

B・ケリーは僕も好きな歌手で、ご指摘のとおり、ジャズ度が高いと思います。リーダーアルバムのほか、パット・モランのグループで歌っているものもときどき聴きます。
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ありがとうございます (kuiren)
2008-03-31 00:09:11
azuminoさん

教えていただいてありがとうございます。
ヤフオクで見かける事が時々あるこのアルバムですが
どれもシルバー地に黒文字のステレオ盤が多く、ゴールド地のモノラル盤はあまり見なかったものですから、内心心配になっていました。
これで安心、得心して眠れます。    お休みなさいませ。
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