ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Audrey Morris

2006年03月29日 | 女性ボーカルM
上手い!マーラ スミスの後に聴くと余計上手いです。これがジャズボーカルと感じさせます。

本アルバムはBETHLEHEM盤の“THE VOICE OF AUDREY MORRIS”1956年録音です。
彼女のは歌に表情があり細かいところまで丁寧に歌い込んでいます。じっくりと聴かせるシンガーです。彼女の歌はアン・バートンあたりにも影響を与えたらしいです。彼女はクラブで弾き語りもしバラッドを得意としていたらしいです。女っぽい温か味のある声ですがジュリーロンドンのようにささやくのとは違い、しっかりと腹に力を込めて歌います。このアルバムの後、家庭に入りましたが80年代にカムバックしたという事です。

収録は
1,I NEVER MENTION YOUR NAME
2,IT'S ALWAYS YOU
3HOW `DJA LIKE TO LOVE ME
4,GLAD TO BE UNHAPPY
5,WHAT MORE CAN A WOMAN DO
6,IF LOVE WERE ALL

7,BLUE TURNING GRAY OVER YOU
8,IF YOU COULD SEE ME NOW
9,I GO FOR THAT
10,I WONDER WHAT BECAME OF ME
11,YOU IRRITATE ME SO
12,MY OLD FLAME
伴奏はオーケストラ伴奏ですが、ステュ・ウィリアムソン(TP) ビル・ピットマン(G) ジョー・モンドラゴン(B) アーヴ・コットラー,アルヴィン・ストーラー(DS) マーティ・ペイチ(COND,CELESTE)となっています。

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2 コメント

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まだ生きていらっしゃるんです! (Sugar)
2006-03-29 23:57:29
オードリー。名盤ですねぇ。

彼女はまだ現役です。シカゴでホテルのラウンジ・ショーなどをしているようです。

ちょっと驚き。写真を見ると矍鑠(女性に使って良いのかなぁ)としているんです。

うーん、本当に驚き。何歳?そう、女性に年齢を聞くのはいけませんね。

この盤、ジャケットもいいですね。
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そうなんですかァ~! (kuiren)
2006-03-30 12:00:47
生涯現役でやれるというのは素晴らしいですね。シカゴで聴きに行けばよかったです。シカゴではブルースの方が幅効かせているようで“ハウス オブ ブルース”などは人気があってチケットが手に入りませんでした。シカゴにもブルーノートというライブハウスがあるのですが、これはNYのそれとは関係ないとホテルのコンセルジュが言っておりました。
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