ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

TONI HARPER

2007年04月25日 | 女性ボーカルH
VERVE盤/TONI HARPER/TONI

彼女のアルバムは今年初めのNIGHT MOOD に続いて二枚目の紹介になります。その時にはまだ今日のアルバムは入手しておらず早く聴きたいものだと願っていたのですが, 先日海外で見つけ購入し届いて間も無いアルバムです。国内で見つからない場合は海外で見つける事が最近はますます多くなっているのですが、送料が一枚につき8ドルとか15ドルとかにつくものですから馬鹿にはならないのですが、探し回る手間を考えると老い先短い人生ですから(笑)早く聴いておかないといつ目が見えず耳が聴こえなくなるかも知れず入手のスピードアップを図っています。聴いた感想ですが、結果から言うと彼女のアルバムの中では一番のお気に入りとなりました。彼女が18歳の時のデビューアルバムだそうですが、その初々しさと甘さに魅かれます。多少は未完成に感じる部分はありますが、この歌声を聴くとそういう不足さは吹き飛ばす力があります。また共演のメンバーも素晴らしくバックの演奏も充分に楽しめるアルバムとなっています。どの曲も幸せに包まれたような気分で聴けます。

パーソナルは, TONI HARPER()vo, OSCAR PETERSON(p), HERB ELLIS(g), RAY BROWN(b), ALVIN STOLLER(ds)
収録曲
A面
1, CAN'T WE BE FRIEND ?
2, I COULD WRITE A BOOK
3, GONE WITH THE WIND
4, SINGIN' IN THE RAIN
5, LOVE FOR SALE
6, JUST A SITTIN' AND A-ROCKIN'
B面
1, A FOGGY DAY
2, YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
3, BEWITCHED, BOTHERED AND BEWILDERED
4, LITTLE GIRL BLUE
5, YOU TOOK ADVANTAGE OF ME
6, LIKE SOMEONE IN LOVE