三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ネーミング2011

2011-05-11 15:08:31 | こんなものを食べてみました。
〈5月2日の食事〉
朝:アンチョビオリーブとカッテージチーズのサンドイッチ 水菜トマトサラダ チャイもどき
昼:豆カレー サラダ コーヒー @スプーンブレッド 自由が丘スィーツフォレスト店
夜:母と。ビーフストロガノフ パンいくつか シーザーサラダ コーヒー

-----------

この日から帰省。
帰省土産を買いに自由が丘に行き、スィーツフォレストという、ある意味凶悪な施設にて昼食。
時間がなくて、お腹いっぱいだけど2軒目で甘いもの、とならずグッドジョブというべきか。

スィーツフォレストでは、「スプーンブレッド」でカレーを。
ポップオーバーなる、マフィン型からはみ出て膨らんだような形の、新手のパンを売りにしているお店である。

ポップオーバーというものは、ベーキングパウダーなどを使わず、卵の力だけで膨らませているらしい。
何だか気になるではないか。
結局店内では食べず、帰省土産のひとつに宛てたのだけれど、後日食べた感想をば。
このポップオーバー、何ともシュー皮なのであった。

もちろん、パンとしての食べごたえや厚みもあるし、ちゃんと美味しいんである。
けれど、密度の少ない表皮なんかは、どうしたってシュー皮だ。
わあなんだこの不思議な食べものは。

調べれば、構成する材料も、ベーキングパウダーなどを使わないところも、シュー皮とだいたい一緒なのである。
だが、だからと言って、これを初めてみる者にもどんなものか伝わりやすいようにと「シュー皮」と称していたら、店の看板商品になり得ただろうか。
少なくとも私は、そこまでの好奇心を持てなかったと思う。
「シュー皮」呼ばわりしたんじゃ、そこまで美味しそうではないもんね。
シュークリームもエクレアも好きな私でも。

名前の目新しさと構造に興味を持ったからこそ、美味しさというものが得られた訳で。
ネーミングは大切だ。
改めて感じた一件だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿