三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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美味しい凶器

2010-06-27 13:47:50 | こんなものを食べてみました。
<6月21日の食事>
朝:LILY OF THE VALLEY BAKELYのブルーベリーベーグル バナナ コーヒー
昼:お弁当(玄米ご飯、ランチョンポークと野菜の炒め物、にんじんしりしり、夏野菜カレー)
夜:メゾンカイザーのバケットサンド カスピ海ヨーグルト LOVE BODY・ジンジャー

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沖縄旅行のお土産にと、友人・なかむら君にランチョンポークの缶詰をいただいたのは去年の9月。
もったいぶって、使わずにいて。
ここへきて、アスパラを美味しく戴く方法をあれこれしている時に、白羽の矢が立ったのであった。

ランチョンポーク。
加工肉の缶詰。
これは違うのだけれど、「スパム」などが有名。

さて、スパムと言えば、IT界では迷惑メールを指す言葉として定着している。
由来はこうらしい。(友達に教えてもらった)
分かるような分からないようなだが、まあメーカーにとってははた迷惑な話よね。

受け取り用によっては凶器ともなるスパムメールだが、現実社会においてもスパム(スパムじゃないんだけど)は凶器となったのであった。
指ざっくざく。うん。

この缶は缶切りなどを使わず、ゼンマイのようなもので、缶のサイドに敷かれた切り取り線に沿って巻き上げるて開封するという方式。
コンビーフなんかもそんなやりかただと思うが、何しろ、わたくしそのタイプに対峙するのが初めてだったのですね。

最初のとっかかかりすら出来ずに手伝ってもらい、巻き上げる途中でねじ切れて、強引に素手で引っぱったら、そんな顛末。
そりゃあ指も切れるってね。
両親指と人差し指の先、左手親指の付け根辺りに7ヶ所ほど。
うち一つはひとが見て引くほどの流血っぷり。
予想だにしない流血に遭遇すると、人は動悸が収まらなくなるんだね。
初めて知った。

して件のランチョンポークは、美味いのだった。
缶詰だから重いだろうに、お土産にしたくなるのも納得できるほど。
今さらだけど、なかむら君、本当にありがとう。
使用用途も広そうだし、だからこそ、この自分の不器用さが恨めしい。

この形式の缶詰に慣れたいけど、怖いから、次回開けるならば缶詰を使ってしまうか…と思った次第。
なお、キッチンバサミで強引に全開したと付記しておこう。

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