三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

仕上げの一日

2010-08-16 22:38:09 | 行きました。
〈8月8日の食事〉
朝:響茶庵で買った抹茶小倉スコーン
昼:ハンバーグプレート ウーロン茶 @ケネディ 三宿店
夜:鶏五目釜飯 枝豆 山芋の明太子和え @大江戸温泉物語

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リア充っぽい三連休の仕上げは、スパで。
東京に戻ったその足でカラオケに行くなど調子に乗ったので、さすがに疲れたのだ。

釜飯と温泉って相容れないような気がするけど、すごくすんなり填まるものなのだなあ、と。
炊き上がるまでの時間を我慢すれば、胃に至福の温かさ。
外側からも温めれば、手っ取り早く癒される。

釜飯、温泉、マッサージという流れでスッキリして外を出ればそこは臨海地帯。
海風に吹かれてすこしクールダウンして、夏後半も頑張りますよと。

少しだけ北へ

2010-08-16 21:47:27 | ちょっと遠くに行きました。
〈8月7日の食事〉
朝:おにぎり ワカメと溶き卵の味噌汁 ウィンナー こんにゃくの煮物 @東横イン 小山駅前店
昼:ドゥ・プレート(キャベツとキノコのペペロンチーノ、サラダ、アイスティー、クリームチーズのロールケーキ) @アンリロ 鹿沼
間食:フランボワーズのチョコ ビターチョコ アイスコーヒー @アカリチョコレート 鹿沼
夜:もつ焼き 馬刺 チョレギサラダ ビール マッコリ @関根精肉店 三軒茶屋

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ロックインジャパンを観た帰りはどこかに泊まろうと決め、しかし茨城県内に宿が見付からなかった私たちは、流れに流れて、栃木県小山市に宿をとったのであった。

会場から行ける範囲にある、という一点突破で選んだ小山。
ベッドタウンのような街で、特に観光するような場所ではないと、知っている。
前の週に会った宇都宮在住の友達も、「小山に何があるの?」と目を丸くしていたくらい(苦笑)

小山を宿泊のみにしてしまい、だからこその、鹿沼なのであった。
鹿沼。
小山から宇都宮へ、そこから日光方面に乗り継ぐ先にある、宇都宮と日光の間にある市である。

鹿沼で何をするの、とまた友達は不思議がっていたが、それはマスメディア様様なのだ。
家に転がっていたオズマガジンに、カフェや雑貨に最近力を入れている街だと紹介されていたのである。
それを言うと、彼女は「ああ、そういうものに力を入れてるって聞いたことある」と。
その両者に背中を押されての、鹿沼来訪なのであった。

知識がないから、まんまとメディアに踊らされることにする。
掲載されていた、アンリロというお店へ。
何でも、「フレンチ・ベジタリアン」を出すお店らしい。

一路お店へ、と言いたいところだが、すんなりとはいかなかった。
派手じゃない内装でパンや焼き菓子屋、カフェなどを営んでいるタイプのお店は、何故かえてして辺鄙な場所にあるのである。
交通網が発達した東京だって例外ではなく、最寄りの駅から徒歩15分くらいかかったり、駅から更にバスに乗ったり、はたまた駅から近くても狭い路地に入らなくてはいけなかったりと、辿り着くまでに結構な困難を要したりする。
公共交通網が発達しているとは言い難い我が栃木県においては、その2つは確約されたも同然だ。
選んだルートの問題もあり、真昼の炎天下を一時間ほど歩き続け、ようやく辿り着いたのであった。

して、アンリロ。
古民家を改装し、テーブルや椅子はアンティークを使い、手作りの雑貨を置いているという、恥ずかしい言い方をすれば乙女心をくすぐるような内観。
胸を張って言いにくいが、好きですわ、こういう感じ。

さて、肝心のお味は。

私はパスタを中心とした、恋人はご飯ものを中心としたプレートを注文。
セットのサラダやお惣菜が、少しずつ時間をかけてやってくる。

サラダのトマトを食べて、目を見張った。
切ってドレッシングがかかっているだけなのに、いやに美味いのだ。
実を言うと、元来生のトマトはあまり好きではなく、食べられるけれど、自分の意志で食べることはないのだが。
そんな私を以てしても、このトマトは美味い。

続いて、彼の表情を窺ってみれば、トマトのテリーヌを食べた途端に、目の色を輝かせている。
美味しいものを食べるとすぐこうなるから、まっこと分かりやすい(笑)
そして、パクパクと矢継ぎ早に完食。

わかった、ここは味付けもさることながら、野菜自体がとてつもなく美味しいのだ。

箸やフォークがとまらなくなる、ってこういうことなんだな。
予想外についてきたデザートも平らげ、かなり満足して店を後にしたのだった。

その後、すぐ近くの響茶庵というカフェで焼き菓子をお土産に。
千手山公園という、ちいさな乗り物がある公園で涼んで。
カフェ併設のアカリチョコレートで一休み、多分この建物の壁は大谷石。

すべて、オズマガジンに従って行動(笑)
どれもこれも満足!
東武線を帰路に使って東京へと帰ったのであった。

長々と書いてしまったが、最後に一つ。
私の行きたいところばかりになってしまって、それでも嫌な顔一つせずに着いてきてくれた恋人に感謝。