三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

Mの刻印は美味しいしるし

2010-06-21 23:00:55 | こんなものを食べてみました。
〈6月17日の食事〉
朝:温野菜サラダ ムーミンカフェのじゃがいもパン 牛乳
昼:玄米ご飯 にんじんしりしり ササミアスパラロール ピーマンの煮浸し グレープフルーツとナダテココのヨーグルト
間食:前田のクラッカー
夜:メゾンカイザーのクルミパン 無印のレッドカレー アロエヨーグルト

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『当たり前田のクラッカー』。
言わば駄洒落。
駄洒落呼ばわりしてしまったが、おそらく商品CMに使われたキャッチコピーである。。

私はその言葉を知ったのは、『ちびまる子ちゃん』を観ていてのことではなかったか。
その当時は、パーティー玩具の方のクラッカーばかりを思い浮かべて、菓子類だとは露ほどにも思わなかったように思う。
「子どもの頃にはあったけど、中々買ってもらえなくてね」という母の発言でお菓子だと知ったのは、割と近年になってからのこと。

その母は、今年で54歳になる。
そしてちびまる子ちゃんと言えば、私が生まれる前の昭和を描いた作品である。
従って「前田のクラッカー」を、勝手に過去の遺産視していたのだ。

ところが、今もあったんですねえ、「前田のクラッカー」。
取り引き先の方が差し入れで持ってきてくれた中に、カップ麺や飲み物に紛れて、それはいたのであった。

して、初めての対峙となった前田のクラッカー。
今年43歳のカメラマンOさんも初めて見たと言っているから、今まで食べたことがあるかどうかは、年代よりも偶発的な要因が大きいかもしれない。

開封、賞味。
勝手に森永のマリービスケット的な味を想像してしまったが、他の知った物で置き換えると、塩味の薄いリッツだ。
って、「クラッカー」って言ってるじゃねえか、って話ですよね。

で、味付けよりも粉の味わいが勝る、歯触りがガリガリのもの、大変に好物なのである。
該当するこれは、かなり私好みなんである。…カロリー低くはないだろうに、これはかなりヤバいぞ…。
結果、おやつと呼ぶには可愛くない量を食べてしまったが、まあ、よい。

余談として、上司が「Mって彫ってある!前田のMだよ!」と感心したように遠くで叫んでいたのが、妙に面白かったことを記しておく。
男は永遠に小学男子の心を持ち合わせてると思った次第。

徹底的に蒸しやがれスチーマー

2010-06-21 22:17:09 | 使いました。
〈6月16日の食事〉
朝:温野菜サラダ ヨーグルト・ラズベリージャム入り コーヒー
昼:スモークサーモンとカッテージチーズのサンド(ビオカフェのチャオベーグル使用) 温野菜のマリネサラダ
間食:いただきもののブルーベリームースケーキ
夜:バッキー・マオ チャーンビール @オールドタイランド 飯田橋

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作ったはいいものの、てんで出番のなかった<使いました>という当ブログのカテゴリ。
主に新しい調理器具を買った時に使うのだが、いかんせん、まったくの新参者をつかう機会はなかなかなくてねえ。

というわけで、久々の登場となった新しい調理器具は、こちらの商品。
色も同じ「レタスグリーン」。
FrancFranの調理器具売り場をうろついている際、いただいたばかりのアスパラを美味しく簡単に調理するのにうってつけなのでは、と迷わず手に取ったのであった。

シリコン製のこれは、ケース・すのこ・蓋という三段構造になっており、簡単に言うと、電子レンジで手軽に蒸し料理が作れるという代物。
早速翌日に使ってみた、というのがこの日の朝食と昼食。

野菜を茹でるのはまた面倒な私にとって、野菜に火を通すのに確かに電子レンジは有効なのだけど、蓋の掛け方が下手だと、あるいは皿の種類によっては、上手く火が通らなかったりするのだ。
熱は通れどカラッカラ、みたいになったりね。

ところがこれは蒸し料理に特化しているだけのことはあって、本当に綺麗に蒸し上がるのだ。
たった3分や5分レンジに放り込んだアスパラの、緑の美しいこと。
もちろん火の具合もばっちりである。
唯一留意すべき点は、本体も蓋もとても柔らかいため、持ち上げた時に本体が反って、蓋が開いてしまうこと。
立ち上る蒸気にやられてしまうので、これは本当に注意。

これ、いいなぁ。
タジン鍋に憧れていたけど、これがあればいらないかもというのは言い過ぎか。

さてこのスチーマー、シリコン製なだけあって、オーブンにも使えるのである。
ポップな色合いのケミカル素材といえばプラスチックがお馴染みで、燃やすと有害物質が出るそれらを想起させるこれを焼くのは大変に勇気がいることなのだけど。
幅が広がるなら、それもやむなし、である。