三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

ひどくなげやりの夕食

2010-06-22 11:55:21 | 食日記
〈6月18日の食事〉
朝:楊貴妃ベーグル(BioCafeで購入) コーヒー牛乳
昼:チキンカレーのセット(+ナン、サラダ、ホットコーヒー) @スルターン 飯田橋
間食:いただきもののガトーショコラ
夜:レトルトの中華丼 ピーマンの煮浸し
深夜に映画を観ながら:金麦ロング缶 なっとうベイクドドーナツ(せんだい屋のもの) チーザ

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食品を無駄に出来ない性格だ。
自分の不注意で腐らせてしまった折には、割とくよくよと思い悩む。
その性格が願望を抱かせるのか、保存食品や冷凍食品は賞味期限の示よりも長持ち、しいては半永久的に保つんではないかとすら思っている。

というわけで、ずっと頭にこびりついて離れなかった、先月に賞味期限の切れたレトルトの中華丼の素。
しばらく前に、大して好きでもないのに買ってしまい、そのままなあなあに放っといたものである。
こいつを、腹の中に片付けようと決意したのだ。

「大丈夫」基準は、切れたのはあくまで「賞味期限」であり、「消費期限」ではないことだ。
舌にはよろしくなくとも、お腹によろしくないのでなければ、大丈夫。
だって勿体ないじゃん。
ああ、なんといやしいことよ…。

もう一つの気がかりだったご飯も使う。
玄米と無洗米を変な配合で混ぜたばっかりに、びちゃびちゃに不味く炊き上がった代物。
中々食べる気が起きずに冷凍庫に放り込んだままだったのだが、汁と塩気で、何とか美味くいただきたい。

そうして勿体なさ先行で食べた夕食は、単に空腹を満たすばかりで、楽しくもなんともなかったのは事実である。
食べるあてのものを食べられる量だけ、作るときはいい加減に作らないように…と、当たり前のことを今更ながらに思うのであった。