三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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オマージュ・トゥ・上司

2010-06-17 23:39:53 | いただきました。
〈6月15日の食事〉
朝:ショウガとハチミツのもっちりパン(ラ・テールで購入) ラズベリージャム入りヨーグルト コーヒー
昼:玄米ご飯 アスパラしりしり 鰆の西京焼き レンコンとシメジのショウガ醤油炒め 味噌汁
夜:おからと豆乳のオーブンオムレツ パン盛り合わせ コーヒー @BioCafe 渋谷

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お母様の故郷が北海道にある上司から、アスパラをいただいたのだ。
どーんと。

今が旬、そして北海道の特産品であるそれは、それはもう見事な出で立ちで、太いのが20本近くは入っていたのではなかろうか。
届いた日から、ありがたくいただく日々である。

さてこの上司だが、一部で「しりしり」というあだ名が付けられてしまったらしい。
先日のご本人の結婚パーティーにてクイズゲームがあり、その中の設問「奥様の手料理の中で好きなものは?」の答えが、「にんじんしりしり」だったのである。
耳慣れない「しりしり」という語感に、出席者が虜になってしまったようなのだ。

「にんじんしりしり」は沖縄料理で、使用するのは千切りにしたニンジンとツナ、卵。
それらを炒め合わせるというもの。

私はニンジンを、上司にいただいたアスパラで置き換えて作ってみることにした。
まさに、全体的に上司へのオマージュとなった一品である。
まー、1人で食べたのだが。

アスパラを細切りにし、ごま油で炒める。
味付けに関しては諸説あるようだが、ここはめんつゆで。
ツナ缶と溶き卵を入れて、炒め合わせて出来上がり。

極々シンプルな材料の組み合わせで、味わいのほどは想像に違わず美味しい。
「おかずとしても、酒のアテとしても美味しい」とはにんじんしりしりに対する上司の談だが、アスパラに置き換えても、なるほど然り。

余所で味を覚えて作った訳ではないので、これが正解かは不明だが、美味しいのは確かだからよしとしようか。
この機会を与えてくれた我が上司に感謝!