三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

東京の、西へ。東へ。

2010-06-15 23:53:57 | 食日記
〈6月12日の食事〉
昼:妹と。ミーゴレン サラダブッフェ ロータスティー タピオカミルク @カフェ・マングローブ 池尻大橋店
間食:妹と。豆腐ときな粉のシフォンケーキ コーヒー @アンマーブルカフェ 表参道
夜:恋人と。VEDITだったか、ベルギーの白ビール 中野ナントカっていう和歌山の地酒 自分で炙るホタルイカ エイヒレ グリーンサラダ アサリの酒蒸し チキンのマスタードグリル 鮭茶漬けを少し @DAIMASU SAKE BAR 浅草

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まずは妹と。
誕生日祝いも兼ねての食事、その後買い物。
去年はプレゼント選びで失敗したので、それなら今年は一緒に買いに行こうという算段である。

昼を我々のど定番・マングローブで摂ったが、エスニックだと何でも途端にヘルシーっぽく思えてしまうのは何故だろう。
普段は油っこいからと敬遠している焼きそばなのに、これだって油はそれなりに使っているだろうに、美味しく戴いてしまいましたよミーゴレン、はあ。

間食休憩を挟んだあと、彼女が選んだのは好きなアーティストのライブDVD。
間違いなく喜んでもらえるし、来年以降もこの方式を取ろう。

妹と別れたあとは、恋人と落ち合う。
建設中のスカイツリーを見に行くのだ。

半蔵門線に乗って、押上で降りて、麓で見上げるそれは、首が折れんばかりになるほど大きい。
完成したらまた行こう、と行ってくれたのが嬉しかった。

その足で、歩いて浅草へ。
浅草寺の境内を歩き、仲見世通りを行く。
ちゃんと浅草に行ったのは、もしかしたら初めてかもしれない。
とは言っても、夜だったから殆ど閉まっていたのだけれど。

夕食は酒屋さんがやってる居酒屋「DAIMASU SAKE BAR」へ。
フードメニューの殆どが500円以下ながら、どれもこれも美味しくて満足!
ビールが来たときにフードを頼もうとしたら、「せっかくの泡が弾けてしまうので、一口召し上がってからお聞きしますよ」などと、お店側がお酒を大切にしてるのが感じられるのもよかった。

そうしているうちに、昨夜までの苛々が、嘘のようにほぐれていくことに気付く。
身近で気が置けない人たちとゆっくり過ごすだけで、こうも霧が晴れるとは。
ここまで効果絶大ならば、前の晩に飲みに行くんじゃなかったと後悔しきり。

そして、私に穏やかさを与えてくれる彼らに、改めて感謝である。
ありがとう、これからもよろしく。

私が混沌だ

2010-06-15 00:19:08 | 食日記
〈6月11日の食事〉
朝:フルーツヨーグルト コーヒー
昼:アボカドとツナのサンドイッチ(メゾンカイザーのパン使用) 脂肪ゼロヨーグルト・苺 豆乳 野菜ジュース
夜:親子丼
夜中:ヱビス ギネス ドライフルーツの盛り合わせ @kong tong 三宿

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疲れとストレスを言い訳にやってしまった夜。
親子丼、せっかく美味しく作れたのになあ。
そんな文章ばかり頻繁に書く。
猛省。

華麗なる日々

2010-06-15 00:06:02 | 食雑記
〈6月8日の食事〉
朝:おからだから・チョコチップ味
昼:KUONカレー(DELI吉で購入)
夜:鍋焼うどん @きしめん 尾張屋 飯田橋
深夜:ガルボチップス 缶ビール

〈6月9日の食事〉
朝:フルーツヨーグルト
昼:季節野菜のカレー セットサラダ セットコーヒー @神楽坂 茶寮 本店
夜:親子南蛮蕎麦 @主水 飯田橋
深夜:カロリ・白桃味、ぶどう味 芋焼酎お湯割り ココアラム

〈6月10日の食事〉
朝:卵かけごはん
昼:グリーンカレー サラダブッフェ コーヒー @カナルカフェ 飯田橋
夜:黒蜜生地につぶあんのまんじゅう、ヨモギ生地にチーズとつぶあんのまんじゅう(以上2点、ムギマル2で購入) くるみパン(メゾンカイザーで購入) コーヒー

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上司には呆れられるほど確かに私はよくカレーを食べており、この週に至っては、何と三日連続で自発的に(鍋いっぱいに作ってしまったから、という理由ではなく)カレーを食べていたのであった。
いいじゃないか、暑いときにカレーは間違いなく美味いし、今日のはグリーンカレーだからちょっと趣向が違うじゃない。

などとこじつけた後で、はたと思った。
いわゆる「カレー」の味からはあんなにかけ離れているのに、カレーだと知覚させるグリーンカレーってすごいぞ。

奇しくも最近、こんなことがあったのだ。
結婚パーティーの四次会で、何人かハヤシライスを食べた人がいた。
ところが我が恋人は、それをカレーだと思って食べていたんである。

味音痴疑惑は前から感じていた。
小さな赤いカブ(ラディッシュってやつか?)を「これってりんご?」と言いながら、決して甘くはないそれをポリポリと食べていたし。
故に、作ったものを何でも美味しそうに食べてくれて常日頃はありがたいのだけど、でもさ、ハヤシライスとカレーって別もんでしょうて。

「うーん…。ハヤシライスってそもそも何なの?カレーとは何が違うの?」と彼。
うむむ、そう言われると。
そして、それは私の中で、『カレー』の定義問題と繋がっていく訳である。

いわゆる『カレー味』っていうものがあるだろう。
オーソドックスなものだとしても実際のカレーライスは千差万別なので、スナック菓子にあるような『カレー味』が分かりやすいか。
ああいったベクトルの味の汁状のものが乗ったご飯は、なるほどカレーライスである。

ところが、それとは違うベクトルにあるとしか思えない味付けのグリーンカレー。
誰もがその差異を認めるだろうに、けれどカレーの名が入ることに異を唱えないのである。
これってすごくないか、

反して、ハヤシライス。
茶色のドロリとした汁がかかったライスという、見た目の上では、グリーンカレーよりよほどオーソドックスなカレーライスに酷似しているといえる。
ところがあれをカレーだとは誰も思わないって、そりゃあアレだよ、辛くないからだよ。

って、順序だてて自分なりの定義を導くつもりが、あっさり答えが出てしまいましたね。
辛くなきゃカレーだと思われないのだ。

そしてグリーンカレーにしたって、冠に「グリーン」を付けるからこそ、すんなりカレーだと受け入れられているのだと思う。
ただ単にカレー呼ばわりされたとしたら、皆の中の違和感は拭えないのではないか。


とりあえず、辛くなきゃカレーではないと、恋人には伝えようと思う。