三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

華麗なる日々

2010-06-15 00:06:02 | 食雑記
〈6月8日の食事〉
朝:おからだから・チョコチップ味
昼:KUONカレー(DELI吉で購入)
夜:鍋焼うどん @きしめん 尾張屋 飯田橋
深夜:ガルボチップス 缶ビール

〈6月9日の食事〉
朝:フルーツヨーグルト
昼:季節野菜のカレー セットサラダ セットコーヒー @神楽坂 茶寮 本店
夜:親子南蛮蕎麦 @主水 飯田橋
深夜:カロリ・白桃味、ぶどう味 芋焼酎お湯割り ココアラム

〈6月10日の食事〉
朝:卵かけごはん
昼:グリーンカレー サラダブッフェ コーヒー @カナルカフェ 飯田橋
夜:黒蜜生地につぶあんのまんじゅう、ヨモギ生地にチーズとつぶあんのまんじゅう(以上2点、ムギマル2で購入) くるみパン(メゾンカイザーで購入) コーヒー

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上司には呆れられるほど確かに私はよくカレーを食べており、この週に至っては、何と三日連続で自発的に(鍋いっぱいに作ってしまったから、という理由ではなく)カレーを食べていたのであった。
いいじゃないか、暑いときにカレーは間違いなく美味いし、今日のはグリーンカレーだからちょっと趣向が違うじゃない。

などとこじつけた後で、はたと思った。
いわゆる「カレー」の味からはあんなにかけ離れているのに、カレーだと知覚させるグリーンカレーってすごいぞ。

奇しくも最近、こんなことがあったのだ。
結婚パーティーの四次会で、何人かハヤシライスを食べた人がいた。
ところが我が恋人は、それをカレーだと思って食べていたんである。

味音痴疑惑は前から感じていた。
小さな赤いカブ(ラディッシュってやつか?)を「これってりんご?」と言いながら、決して甘くはないそれをポリポリと食べていたし。
故に、作ったものを何でも美味しそうに食べてくれて常日頃はありがたいのだけど、でもさ、ハヤシライスとカレーって別もんでしょうて。

「うーん…。ハヤシライスってそもそも何なの?カレーとは何が違うの?」と彼。
うむむ、そう言われると。
そして、それは私の中で、『カレー』の定義問題と繋がっていく訳である。

いわゆる『カレー味』っていうものがあるだろう。
オーソドックスなものだとしても実際のカレーライスは千差万別なので、スナック菓子にあるような『カレー味』が分かりやすいか。
ああいったベクトルの味の汁状のものが乗ったご飯は、なるほどカレーライスである。

ところが、それとは違うベクトルにあるとしか思えない味付けのグリーンカレー。
誰もがその差異を認めるだろうに、けれどカレーの名が入ることに異を唱えないのである。
これってすごくないか、

反して、ハヤシライス。
茶色のドロリとした汁がかかったライスという、見た目の上では、グリーンカレーよりよほどオーソドックスなカレーライスに酷似しているといえる。
ところがあれをカレーだとは誰も思わないって、そりゃあアレだよ、辛くないからだよ。

って、順序だてて自分なりの定義を導くつもりが、あっさり答えが出てしまいましたね。
辛くなきゃカレーだと思われないのだ。

そしてグリーンカレーにしたって、冠に「グリーン」を付けるからこそ、すんなりカレーだと受け入れられているのだと思う。
ただ単にカレー呼ばわりされたとしたら、皆の中の違和感は拭えないのではないか。


とりあえず、辛くなきゃカレーではないと、恋人には伝えようと思う。

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