〈昨日の食事〉
朝:玉子とほうれん草のサンド 紅茶 @エクセルシオールカフェ 池尻大橋店
昼:カレー卵つき @インデアンカレー 阪急三番街店
夜1:京おばんざい盛り合わせ 牛筋煮込み グラスビール @味彩や 京都駅ビル店
夜2:栗入りぜんざい @京阿月 京都駅ビル店
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何人かいる「大切だった人」のうちの一人が大阪出身であり、そのまた一人が5年くらいを大阪で過ごした人なのであった。
彼らとそれぞれ会話を交わしていた際、カレーのことが話題になり、「たまに食べたくなる味」として挙げていたのが、奇しくも二人とも「インデアンカレー」なのであった。
インデアンカレー。
昔から大阪を中心として何店舗か展開しているお店で、東京にも丸の内に店舗があるらしい。
東京でも食べられるのか。
だが、彼らとの会話に挙っていたことで、私の中ではすっかり「大阪の味」として印象づいたのである。
そして昨日。
見たかったエキシビジョンを見に、大阪日帰り旅行を敢行したのだが。
何を食べようか、という段になって思い出したのが、インデアンカレーなのであった。
携帯で検索すると、幸いにもエキシビジョンの会場の程近くにも店舗がある。
これは天啓というべきじゃないのか。
迷わず向かう。
店員さんが作業する周りを囲うようにカウンター席があるだけの作り。
最初に清算を済ませるスタイル。
食券代わりのプラスチックの札を受け取る。
黄色なのは、生卵トッピングの証。
目の前に皿が運ばれてきた。
お供はキャベツのピクルスと、氷入りの冷水。
キャベツの付け合わせこそ物珍しいが、店員さんが「おひや」と呼ぶのも相まって、オーソドックスで古きよき時代のカレーの気配を感じる。
スプーンを取る。
口に運ぶ。
美味い辛い、美味い、ああやっぱ辛い。
合間に飲む水が甘く感じるのは、ピクルスのせいもあるかもしれないが、にしても。
どストレートなカレーライスだが、初めて食べる味。
これ、好きだな。
何となく彼らのことを思い出しながら、せっせとカレーを口に運んだ。
一般的には、女性の方が「いま」を大切にし、過ぎたことをいつまでも覚えているのは男性であるらしい。
(女性は「上書き保存」、男性は「別名で保存」だという喩えを聞き、膝を打った記憶がある。)
女々しいとされるそんな心の作用が女である自分に起きるって、それは自分が超女らしいってことじゃないのか。
違いますね。
けれど、それはそれで大切なんだから、仕方ないじゃないか。
インデアンカレーのマークが入ったナプキンで口を拭い、大阪を後にしたのであった。
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