ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

雛飾りの中でも特にいくつかを個別に

2024-03-03 09:57:00 | 工芸絵画骨董

 この前にズラリと簡単に写真だけを列挙した我が家の雛飾り、多くは女房が集めたもので小物が多くて僕には格別に説明することもないのだが、土人形などや郷土玩具については僕の趣味で買ったものがあって、ほかには女房が特に子供の時からというものなど、それらについては少し説明付きで。

 冒頭写真は秋田県は横手の中山人形です、もう30年ぐらい昔になるか、東北に旅行中に工房に偶然出会ってひな人形の注文をしてきたのだが、その後なかなか届かずどうしたのかなと、1年後以上だったか経っての葉書で病気で作れなかったがまだ注文してもらえるかと、またお願いして数か月で届けられたもの、中山人形は年賀状の図柄にも何かが採用されていたと思う。

 次は温海温泉の朝市にあった今はなくなってしまった骨董屋で買った酒田の鵜戸川原人形、お姫様の頭がやや傾いているのがご愛敬、また台座の描き方も片方は手抜きしたのか忘れたのか。

                     

 土人形の最後はこれも庄内は鶴岡ものと思われる、軽井沢の追分レトロ市で見つけたもので古びていたから安かった、この人形の髪は本物を張り付けていてより古い時代のもの、これは温海温泉朝市の骨董屋のおやじに教えてもらっていて、我が家にはほかにも娘像があって気が付いて即ゲット、追分レトロ市はコロナもあってもうやっていないようだが。

                     

 次は松本の押絵びなを作って販売している店で購入、松本ではもっと大きい押絵人形を吊り下げて飾る風習があって、これはそれをアレンジして飾り物にしたもの、大きいものは高かったので小さなサイズのもので面白い構図のこれを購入した、店は裏道にあってベラミ人形店といったがまだあるかなぁ。

                     

 素朴なひな人形は山陽から山陰をめぐる旅行中に、鳥取は倉吉の蔵通りにあったお土産屋で買ったもの、鳥取には多く流しびなの風習が残るとかで、こういう川に流せるような形の飾り物が数種類売られていたと記憶する、我が家では流さず毎年お出ましを。

                       

 これ以下は女房が持ち分のもので、僕は初めて見たが郷土玩具の薩摩糸びなだそうです、二人で出向いた大和プロムナード骨董市で見つけたとか、多くの店が並ぶ中でこんな小物をよく見つけたね、雛飾りには各地にいろいろなものがあるもんですなぁ。

                          

 最後は女房が子供時代から飾られていたというミニ雛段飾り、かなり年季が入っていてケースは何とか持ちこたえているという状態、同じようなものは今でも骨董市で時に見かけますようね、もう半世紀以上も弥生の節句を寿いでくれていますからこれからも大切に。

                       

 今日は3月3日です、行き遅れがないように過ぎればすぐに片づけをと言われますが、我家はもうそんな心配はなくて適当にしまってくださいなと、これら以外も女房が集めたものにはまだまだ蘊蓄を言いたいものがあるでしょうが、今回はこのくらいで。


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