
山荘の庭では今年のこの時期はこれまでよりも花の数が少なくて、特にホトトギス類は少し前に数株で咲いただけで、もっと大きく育っている多くの株で蕾も花も見えません、これは夏前の長雨が影響しているのでしょうか、9月前半として今回アップするものには8月後半からのものが半分は重複してますが、前回とは別株での花ということで。
このツリガネニンジンは今年初めて咲いたのを見ました、特にここに植えた記憶は無くて、周辺も特に草を刈ったりと手を入れたわけでもなくて、どこかから種が飛んできて自生してくれたのでしょうか。
このキキョウも前回から遅れて咲きだした株です、中を見ると咲いたばかりだと分かります。
キバナアキギリは各所で増えて次々に花を咲かせてきています、これだけは長雨にも負けずというか、湿気た場所を好むから雨が好きなんでしょうね。
ハコネギクも花の数が増えてきていますが、二ヶ所に植えているものの日照不足の影響をまともに受けているようで、元気がありませんね。
周辺に遅れてはいますがアサマフウロがやっと咲きだしました、名前通りに軽井沢で発見されたとか、フウロソウの仲間では一番大きくて色も濃い花です、ゲンノショウコもこの仲間ですね。
アキノキリンソウも咲き始めました、これは周辺でも各所で見られます、雑草の中に黄色い花は目立ちます、庭でも毎年出てくる丈夫な植物ですね。
シモバシラは株が大きくなって今年になって株分けしましたが、元株ともう一株で花が咲きだしたところですがまだ蕾の方が多いですね、冬場には自身に霜柱を成長させるということだが、冬場はこちらに居ないので僕は見たことがありません。
アキチョウジも咲き始めたところです、これも繁殖力が強くて増え過ぎに注意していますが、邪魔にならなければ残してやっていますよ。
これは周辺でも自生しているヤマシロギクだと思います、これも庭で自生していたものです。
本体は貧弱なのに突然に咲いたこれはリンドウの仲間か遅れて咲きだしたホタルブクロか、リンドウなら以前に植えたものが数年ぶりに復活したということで嬉しいのだが、よく見るとどうも小さいホタルブクロのような。
8月末に横浜に戻る前にはまだ蕾だったナツエビネ、戻ってきたらやはり花はもう終わっていて見られませんでした、しかしランは花の寿命が長いはずで咲く直前でダメになっていたのかも、花茎が四つもあったのになぁと。
ヤマシャクヤクは種が出来ていました、これで増えてくれたらいいなぁと、少しばかり期待していますがサテ。
今回も野の花を摘んできて山葡萄籠の花活けに、今回は一週間弱の滞在なので補充しなくてもいいでしょうと、中には萎れるものも出ましたが。